年賀状と暑中見舞い。
節目節目に律儀に送っていたのは、いまは昔。
近年
年賀状は10枚程度。
暑中見舞いに至っては、友人宛の3枚のみである。
それぞれが家庭に収まった後は、
お決まりのように疎遠になり、
年に2回のご挨拶状でお互いの安否を確認している。
書き出しはいつも
「あ久し振りです」
文末にはいつも
『近いうちにお会いしましょう』
が定番である。
私を含めて4人、
全員が決まってこの言葉で結ぶのだけど、
果たして本気でそう思っているのかは定かではない。
最後に集まってから既に10年近く経過しているので、
推して知るべしである。
社交辞令だね。
私の中でも、
会いたい=50
別に合わなくてもいいかな=50
である。
しかし
全員還暦を過ぎたわけだから、
もしかしたら次に会うのは誰かの葬式…
ということになるやも知れぬ。
で、
ふと思い立ち、
その内のひとりに久し振りにメールをしてみた。
彼女はひとり娘だったのだが、
結婚してご主人の田舎の実家に入り、
4人の子どもに恵まれたものの、
一番下の女の子がわずか2歳の時にご主人を亡くした。
以来、
地元に戻ることもなく、
出戻りか行かず後家か知らないけれど、小姑も同居する田舎の家で
ずっと暮らし続けて今に至る。
ちょうど6月に誕生日を迎えた彼女に
お祝いも兼ねてのご機嫌伺いということだ。
「あ久し振りです」
「お誕生日おめでとうございました」
…と、
私の他愛のない暑中見舞いと近況報告。
しばらくして
ビックリ仰天返信メールを受信した。
なんと!
自宅の階段から落ちて肋骨2本骨折したとのこと。
わりと
あっちが痛い、こっちが悪い、、で、
入院療養することが多い女性だったけれど、
今回の肋骨骨折には驚いた。
というより、
何故階段から落ちた?
そこが知りたい。
我が家も一直線階段で、
最上階でこけたら、一気に下まで転げ落ちる仕様だが、
最後の一段を踏み外すことはあっても、
骨折するほどの階段落ちは未だかつて経験したことがない。
長年住み慣れた自分の家なのだから、
動線はどっぶり身に染み付いているはず。
なのに落ちるって、
一体
ナニガアッタ?(´⊙ω⊙`)?
〜今日の一句〜
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