だんごのきもち

徒然なるまま自由気ままに書いてます(*^▽^*)

テレフォン人生相談

在職中、お昼休みには必ず聞いていました。

こちらの地方では昼12時半からのオンエア。

ちょうどお昼を食べながら、人さまのお悩みを聞くのです。

 

いやあ、世の中にはいろいろな人がいらっしゃいますねぇ。

夫の浮気、妻の不倫、子どもが働かない、親の介護、相続問題・・・

これを毎日聞いていると、

私なんか、なーんにもなくて、幸せじゃない。

平凡が一番よね~

と思います。

実際は私だっていろいろあるのよ。

老後の心配だって、もちろんある。

自身も含めた家族の健康、ひいては医療保険どうしよう。

それに伴う財源は、どこからひねり出せばいいの~等々ね。

ラジオに電話して相談しようとは思わないけども。

 

家にいるようになって、ラジオを聴く機会はなくなりました。

ラジオ持ってないの(ノД`)・゜・。

なので、たまにYouTubeで聴いたりしていたのですが、

最近発見しました!

ネット上には「読むテレフォン人生相談」なるものがあるのです。

 

パーソナリティー(司会者)、相談者、アドバイザー(回答者)

三者の掛け合いを、ご丁寧に文字に起こしてくださってる方が

いらっしゃいました。

これが非常に面白い。

一言一句、ため息や聞き間違い、言い直しなんかも

こと細かく書いてある。

もしかしたら、リアルタイムのやりとりよりも面白いかも。

 

この番組、ランチタイムにいつも聞いていました。

 その日も、事務所にはいつものように私を含めた3名。

内訳は女2、男1です。

この3名、かれこれ20年の付き合いなので

いい意味でも悪い意味でも、

お互いの人となりや、家庭環境も熟知しています。

 

で、その日の相談。

相談者は40半ばの男性。

内容は、どうやら妻に男がいるらしい。

パート先の上司と男女の関係になっているようだ。

・・・というもの。

 

いつもは和気あいあい、

「こいつおかしい」だの「こうした方がいいのに」と

素人アドバイスを繰り広げつつ聞いている私達ですが、

この日ばかりは違った。

「妻が浮気を…」という前フリで、

事務所内は一瞬静寂に包まれたのでした。

もうおわかりでしょう。

事務所にいた男1名、全く同じ経験をしていたのです。

彼の奥様が、勤め先の社長さんとそういう関係になってしまい

随分な修羅場があったらしい。

あったらしいというより、あるらしい。

らしいというか、ある!

部外者である私達でさえ、いろいろ目にするところもあったので

殆ど事実。

別れる→別れない→別れる→別れない・・・

の話が繰り返されていたのです。

彼はいい男なんだよ。

管理職のくせに不器用で、要領が悪くて、上と下の板挟みになって。

でも、誰も見ていない所で、一生懸命仕事してるのを私は知ってた。

まあ、よその夫婦の事だからねぇ。

でも、ひとこと言えるとしたら、

奥さん、あんたバカだよ!みのもんた流)

 

 奥様不倫バトルから10年以上経過しているので、

もう元のさやに納まったかと思いきや、そうでもないみたい。

私から見れば自分の人生なんだから、

とっとと別れてやり直せばいいのにと思うし、

実際、彼にもそう進言したこともあります。

まあ、余計なお世話だったよね。

今となっては別にどうでもいいけど。

 

そう、これだね。

人さまの悩みなんか、ましてラジオの向こうの

見ず知らずの赤の他人の悩みなんか、

別にどうでもいい

ってこと。

殆どのリスナーは、面白いネタを提供してくれてありがとう

ぐらいの気持ちで聴いているのでしょう。

 

でもさ、

相談者って本気で電話してるのかな。

恥ずかしくないのかな。

先生のお話しに納得してるのかな。

出演料ってあるのかな。

相談しているのに、最終的に怒られるってどおなの?

ちなみに、私は熱血三石由起子先生と

クールな大迫恵美子先生が好きです。

 

~今日の一句~
  お悩みは 相談しても 未解決