だんごのきもち

行雲流水の如く心穏やかに暮らしたい。静かに楽しく過ごせたらいいな。

今週のお題「人生最大の危機」

 長らく生きているにもかかわらず「人生最大の危機」と思われる経験を思い出せない。

そんな私が「人生最大の危機」を無理矢理書こうとすると、これになる。

 

我が家の次男、現在28歳。

彼には2年上に兄、3年下に妹がいる。

3人兄妹の真ん中。

世間でいう忘れられがちな子だ。

 

世の中には育てやすい子と育てにくい子がいると思う。

長男は、初めての子どもであることを除いても、実に育てにくい子どもだった。

その内情は置いておくが、この長男にかかわることが多過ぎて、

必然的に次男へのかかわりは薄かったと思う。

 

そんな境遇に置かれていても、彼は何の心配をかけるわけでもなく、

すくすくすくと成長していった。

しかし、中学、高校生になると少しづつ迷走するようになる。

その中の最大の事件。

 

実のところ、私自身は自信を持って「勉強した!」とは、とても言えない母親である。

だから、彼の成績がどうの、順位がどうの…ということに対しては、

それ程、気にはしていなかった。

 

高校3年の冬休み、担任教師から言われた。

「このままだと、卒業認定ができません」

(´⊙ω⊙`)エェェェッ!?

 

かくして彼には、気の遠くなるほど膨大な量の課題が課せられたのだ。

数学のね。

しかし、彼はその課題に手をつけることはなかった。

 

そのまま3学期を迎え、高校生活最後のテストも惨憺たる結果となり、

またまた拷問的課題を与えられた。

学校側の温情で、その後に追試という流れの予定だったのだが、

この時も課題を提出しなかったため、追試を受ける権利を失った。

結果

卒業認定不可決定である。

 

自分で蒔いたタネではあるが、卒業まであと2週間というところで下されたその結論は、

17歳の彼には相当厳しいものであったろう。

そうなる前に手を尽くすべきだったとは思う。

でも本人がやらないことにはどうしようもない。

 

後に、担任にこっそり聞いた話では、数学担当の女教員と彼との関係は最悪、

末期的状態だったらしい。

彼にとってその女教員は、うざい、もう俺に話しかけるな、俺の視界に入って来るな…的存在。

かたや女教員から見れば、言うことは聞かない、勉強はできない、かわいくない生徒。

できることなら私の見えないところにいて欲しいという存在。(だと思っていたことだろう)

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教員と生徒という立場を考えれば、彼は上辺だけでも取り繕うべきだったかもしれない。

もしあの時、それができていたなら、彼は無難に卒業できていたのではないかと思う。

でもそれができなかったのだ。

 

彼はその高校を中途退学し、違う高校に転籍して、みんなより一年遅れで卒業した。

 

随分端折ったけど、ざっと言うとこんな感じ。

 

今では普通に、いや立派に!働いている。

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ちなみに、なぜか中退した学校の卒業アルバムを持っている。

以前「見る?」って聞かれたけど、未だに見ていない。

見たいような、見たくないような、、、そんな心境。

 

長い人生、立ち止まったり転んだり、たまには後戻りしたりするって、珍しいことではないよね。

いいとは言わないけど、決して悪いことではないと思うんだ。

ああ、あんなことがあったなって、笑い飛ばせる日が必ず来るからね。

 

それにしても、あの高校3年の冬、

その時期まで就職も、進学も決まっていないという状況下。

当時何をしてたの!?私は!と今思う(*´▽`*)

 

あの時の詳細を、あんまり覚えてないってことは人生最大の危機じゃないってことか?

まっいいや。

 

~今日の一句~
  時が経ち 今では立派な 社会人