ちょうどその時東京に滞在していた私は、これもいい機会とばかり
晩さん会で皇居に向かうトランプ大統領の車列を見に行こうと思いたった。
田舎者ゆえ皇居も東宮御所もよくわからず、本当にここで待っていれば
トランプ大統領を見ることができるのか否かの確信も持てぬまま
待ち続けること3時間。
まさにモノ好き、ミーハーの極地。
でも、せっかくこんな近くにいるのだから、
連日テレビで報道されているあの車列を見ないで帰るなど考えられない。
ぜひこの目で見なければ!
と、ある種、使命感のようなものを抱いていた。
時間が迫るにつれて、警察官の人数が増え、交通規制が敷かれ、
ヘリコプターが飛び、テレビカメラがスタンバイするようになった。
私を含めた野次馬もどんどん増え、今や遅しとその時を待った。
そしてやって来た数十台の車列 🚙🚙🚙🚙🚙🚙🚙・・・・・
圧巻!だった。
あの大統領専用車両ビーストの後部座席で手を振るトランプ大統領の姿…
は、肉眼では見えなかったが、スマホの中にそれと思われる写メがあった。
ここでご披露しようと思ったが、よくよく見ると???なので、やめておく。
ということで、要人が動くのは大変なんだね。
大統領が宿泊しているホテルから皇居までは、歩いたところでたかが知れてる距離である。
それでもあの騒ぎだもの。
明日、天皇皇后両陛下が来県される。
「国民文化祭」の「全国障害者芸術・文化祭」の開会式にご出席されるのだそうだ。
正直「国民文化祭」も「全国障害者芸術・文化祭」もその何たるものかは存じ上げない。
しかし、またしても私の中のミーハー精神が疼き始めている。
見にいこうかなあ。
どうしようかなあ。
天皇皇后両陛下には、追っかけなる一部ファンの存在がある。
アイドルを追いかけるのと同じ心理なのだろうが、恐れ多いな。
気持ちはわからなくもないけど。
まあそこまでのバイタリティはないにしろ、一度そのお姿を拝見するのも
冥土の土産になるというものだ。
昔私は、どういうわけか皇室の方々のことを、毎日遊んで暮らしているものだと思っていた。
でも今は全然違う。
あの方達こそ、日本で一番忙しい人じゃないかとさえ思っている。
考えてみれば、365日、24時間、その存在そのものがお仕事なのだ。
私のようにダラダラするなんてことは、一瞬たりともないのだろう。
気の毒とも思うが、まーしょーがない。
あの方々が普段どんな生活をしているのかを見てみたいと思わない?
寝る時はパジャマ?
寝室はお二人ご一緒?
お風呂はどんなの?
喧嘩は?
ここで書けないようなことも、いろいろと想像するね。
興味津々。
実は私、天皇陛下と同学年。
比べるのもおこがましいのは重々承知であるが、
やっぱり生まれた時から天皇陛下になる方って違うね。
あんな風に穏やかで、大らかな人って私の周りにいないもん。
↑ 比較の対象がアレ過ぎる。
定年を迎え、これから悠々自適って年齢なのに、ここから即位。。。
たびたびおこがましいが、頑張っていただきたいと心から思う。
そんな天皇陛下、
今まで道を外れそうになったことってなかったのかな。
追っかけマダムに「クソヤロー!」と怒鳴りたくなるようなことってなかったのな。
〜今日の一句〜
世間では 定年の年 新天皇