早くもクリスマスケーキのチラシをもらってきた。
1年早いね。
ついこの前新年を迎え、「今年は年女!」なんて言っていたのに、気がつけば誕生日は目の前。
もうすぐ正真正銘の還暦になってしまう。
↓↓↓こちらが冬支度・そのⅠ
私は平均的な日本人である。
新年には神社へ行くし、法事にはお寺へも行く。
デーモン閣下にも会いに行ったし、仮装こそしないものの、ハロウインだって楽しむし、節分には豆まきだってする。
よって、
クリスマスは大好きである! 。゚+.(*`・∀・´*)゚+.゚
クリスマスと言えば、プレゼント。
実は私、小学校の高学年になるまでサンタクロースの存在を信じて疑わなかった。
何日も前からサンタさん宛の手紙を書き、母親に託す。
母親がそれをどんなルートでサンタクロースにわたすのか???
そんな疑問も確かにあったのだが、ただただプレゼント欲しさに手紙をしたためる。
そしてクリスマスの朝、枕元に置かれたプレゼントを発見して狂喜乱舞するのであった。
時が経ち、立場は変わった。
今度はサンタクロースへの手紙を預かる側になった。
自分の時のことは棚に上げて言うが、、、
我が家の子ども達3人、遠慮もなく好き放題の希望を書いてきた。
テレビのヒーローグッズ、武器、魔法少女グッズ等々…。
いわゆる一過性の人気商品である。
私には毎年毎年同じ物のように見えるのだが、彼らに言わせると
「ぜんぜん違う!」のだそうだ。
そして毎年、年末年始に向かう時期、私の財布は寂しくなるのであった。
親の懐事情など、子どもは知る由もない。
今考えると、実家の両親も万障繰り合わせて3人分のプレゼントを用意してくれていたのだろう。
今さらながら感謝感謝である。
もうひとつ、クリスマスケーキ。
今でこそケーキって一年中食べられるけれど、昔は特別な日だけ…と相場が決まっていた。
特にまるごとのケーキなどは、クリスマスか誕生日でもなければお目にかかれないのだ。
それはまず、外箱からして違う。
今の箱はちょっと光沢があり、やわらかめ。
サイドを開き、ケーキをスライドさせて取り出すのが一般的であるが、
昔はちょっと豪華な厚手の紙箱で、その深い蓋を上方へ持ち上げて開ける。
と、そこには神々しく、なんとも麗しいケーキが鎮座しているのだ。
こっちの仕様をご存知の方は同年代という判断で良いかな???( *´艸`)
あの頃は周りが全部同じように貧乏な時代だった。
だからこそ1年に1度の丸ごとケーキに心から感動できたのだろう。
今、クリスマスケーキを見ても残念ながら感動はしない。
楽しいけど、嬉しいけど、おいしいけど、感動とはちょっと違うんだな。
~今日の一句~
楽しいね 還暦だって 夢を見る