だんごのきもち

行雲流水の如く心穏やかに暮らしたい。静かに楽しく過ごせたらいいな。

無職のプライド

 

 

 


半年前まで私は会社員だった。

だからポイントカードを作る時も、懸賞に応募する時も、職業欄には当たり前のように『会社員』と書いていた。

いつも顔を出しているアンケートサイトの『あなたのご職業』欄にも、躊躇なく『会社員』にチェックを入れていた。

 

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ところが今の私。

 

とりあえず『専業主婦』欄にチェックを入れて、アンケートをスタートするのだけど、世間は専業主婦の意見はあまり求めていないらしい。

『専業主婦』と入れた時点で

「はい終了~」となるアンケートが結構多い。

僅かなポイントを与えられて

「どうぞお帰り下さい」となるのである。

 ちょっと寂しい (´Д`)

 

「家事には生産性がない」と言われつつ、(うちの夫はそんなことは言わないよ。言わせないもん!)

やらねばならないのが家事。

外で仕事をしていなくたって、外貨を稼いで来なくたって、社会人であることには変わりはないのにな。

 

『専業主婦』にもいろいろあって、子育て真っ最中とか、ご懐妊中とか、介護真っ只中とか、

家事の他にそれぞれの大切なお役を担っている方々は大勢いる。

 

私はといえば、

家族が出かけてしまえば、まるっきりフリーダムの『専業主婦』である。

やることといえば掃除、洗濯、ごはんの支度だけだ。

それも、自分の好きな時に好きなようにやるだけ。

最終的に帳尻が合えばそれでヨシ!としている(^o^)

『専業主婦』という言葉は実に便利なのである。

 

時々、思い出したように勃発する『働く女性』VS『専業主婦』論争。

そのの罵り合い?にはすさまじいものを感じていた。

 

今だから言うが、私も就業中は専業主婦の方々に対して、

「暇でいいわね」的な目で見ていたことがある。

たまに平日に休みをとり、伊〇丹などに出かけて行くと、そこにはいかにも「お金は(イッパイ)持っているわよ~」…的な有閑マダムのグループや、

子どもの髪を自分の髪色と同じように染めて闊歩する若いママの軍団を見かけることがあった。

こういう方々を見るにつけ、

「この時間、この方達のご主人様は身を粉にして働いていらっしゃるだろうに」

「そのお金をせっせと使っちゃって・・・」

等と心の中で思っていた。

 

意地が悪いな。

冷静に考えると、まさに

 

余計なお世話だ。

 

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いつも見ている新聞の投稿欄。

老若男女が日々感じたことなどを投稿する場なのだが、ここで気になることがある。

仕事をしていない女性は、そのほとんどが『専業主婦』、

若い女性なら『家事手伝い』だ。

では、仕事をしていない男性はどうか…と言うと、これが笑える。

オトコのプライドなのだろうか、『主夫』あるいは『無職』と書く方はほとんどおられない。

 

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確かにその昔は勤め人だったのだろうが、多くの男性が『元教員』だの『元公務員』だの、

 

『元〇〇』

 

という書き方をするのだ。

 

中には、

『元部長』と書いていた方もおられた。

「部長さんまで務めたなんてスゴイ♡」…と尊敬されるとでも思ったか?

 

『年金受給者』という方もいる。

ナニ? 

ねぇ、無職じゃダメなの?

 

新聞の応募要項には「職業」と書いてあるのだが???

 

最近笑わせてもらったのが

 

 

『町内会長』

 

 

それほどまでに無職と書きたくないのかね。

 

~今日の一句~

  無職でも プライド持って 生きたいよ