だんごのきもち

徒然なるまま自由気ままに書いてます(*^▽^*)

宣告

阿部寛に似ていた夫は今、ほぼひと月に一度のペースで病院を受診している。

不整脈と…何だったかな?…忘れた (*^.^*)エヘッ

 

62歳なので、ひとつやふたつの身体の異常は仕方がないと思っている。

ただ、その不調の原因は、本人も私も家族も周知の事実である。

 

 

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通っている病院は、娘が勤務する総合病院。

何度かココに入院もしているので、彼が娘の父親ということは、病棟だけでなく、外来の看護師も知ってる人は知っている。

 

で、医師から

「タバコを止めろ!」

と言われ続けてているというのに、一向に止めない夫は彼女達に、

「タ・バ・コ!クサイよ!」

と毎度非難されているのだが…。

 

吸入器を使いながらタバコを吸うような夫である。

多分もう一生禁煙はできないだろうな。

というより、禁煙する気などさらさらないようだ。

 

夫がタバコを止めるのより早く、私は夫に

「タバコを止めろ」

と言うのを止めた。

言っても無駄だと悟ったからだ。

 

だから私以外の人、特にうら若き女性看護師達には、もっともっと厳しく、激しく

 

罵ってやって欲しい!

 

と思っている。

 

それでも多分止めないだろうけどね。

 

 

さて、本題。

 

先月の受診の時、割と大掛かりな検査をしたらしい。

 

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で、一ヶ月後の昨日、家を出る直前に私にボソッと言った。

 

「診察終わったら電話するかも知れないから…」

 

?!

 

ナニ?

なんかあるの?

検査の結果発表か?

なんか宣告されるのか?

 

平静を装い、極力明るく送り出したけど、私の心はもうココにあらず…だった。

 

そう言えば、

最近よく咳込んでたなぁ。

タバコもほんのちょっと少なくなったみたいだし。

肺癌だったらどうしよう。

どうしようったって、どうしようもないよなぁ。

 

などなど、

ありとあらゆる最悪のシナリオが頭の中を駆け巡った。

そして

『もう少し優しくしてあげれば良かった』

と、反省などもしてしまった (ू˃̣̣̣̣̣̣︿˂̣̣̣̣̣̣ ू)

 

あぁ、電話来ないといいなぁ。

 

しかし、

12時を少し過ぎた頃、私のスマホが鳴った。

 

鳴ってしまった。

夫からである。

 

心臓バクバクさせながら出た。

「もしもーし」←努めて明るく且つ冷静に。

 

 

「クスリ代が700円足りないから持って来てくれる?」

 

??

???!

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カネが足りないってこと?

持ち合せがなかったの?

今朝のいわくありげなセリフはコレを見越して言ったのか?

 

ナンテコッタ。。。

 

そんなことなら出掛ける前に言えよ!

心配させんなよ!

なんだよ!(`Д´)

 

 

でも

ナニもなくて良かった。

 

 

〜今日の一句〜

  ちょっとだけ ウツロになった 年の暮れ