寝ている時、
ガッチガチに緊張しながら寝てる人などいない…と思っていた。
普段ゆるゆるな生活をしている私だから、寝ている時だって間違いなくゆーるゆるのはずである…と思っていた。
眠るという行為は無防備でマイペース。
もちろん自分で自分の寝姿はわからない。
どなたかと一緒に寝ている場合は、その人から色々聞かされることはあるだろう。
「君の寝顔がかわいい」
ならいいが、
「君のイビキが」「歯ぎしりが」…
などと指摘されようものなら、
「嘘つくなよ!」
「アンタもそうだから!!」
などと、数倍の逆襲をされかねない。
知らぬが仏
言わぬが花
…だ。
残念なことに、
いや、嬉しいことに、
我が家はもう随分前から夫婦別室制度を導入している。
私は2階の寝室、昔、阿部寛に似ていた夫は階下でそれぞれ寝ている。
とりあえず言っておくが、
家庭内別居しているわけではないから。
夫の職業柄、時間的に不規則な生活なので必然的にこうなったということだ。
うん、実に快適だ。
夫婦別室に関しては、世間では賛否両論あるようだが、これ以上快適な寝方はないだろう。
突然死の危険性?
その時はその時。
それが運命と思おう。
久しくそんな感じだから、夜半、私がどんな寝方をしているのかは、誰も知らない。
もちろん私自身、知る由もない。
先日娘から送られて来た一通の写メ。
グエッ!
なんとも形容しがたいご尊顔だ。
こんな写メが間違って世に出ようものなら、もう私は残りの人生、一歩も外を出歩けない。
そんな写メだ。
あぁ 油断したわ。
で、何がそんなにひどい写メかと言うと、
コタツでうたた寝…その時は本当にポカポカ気持ちが良かったはずだ。
身も心もリラックス。
なのに私、すっごく顔に力が入っているのよね。
目のつぶり方がハンパなくて、眉間に縦皺がクッキリと…。(-᷅ ' -᷄๑)
怖い夢でも見ているのだろうか………。
文字通り苦痛に歪んでいる。
いやだわあああああ。
多分夜もこの形相で寝ているのだと思う。
こうやってシワは深く刻まれていくのだ。
若い時からもう少し真面目にケアしとけば良かったな。
今さらだけど、
高級シワ取りクリーム…本当に効くかな?
でも、こういうのって血圧の薬と同じで、一生使い続けなければならないのだよね。
私のことだから、奮発してひとつは買っても、ふたつ目は多分買わない。
美容皮膚科…シワ取りボトックス注射1回50,000円なり〜。
効果は半年だから1日あたり300円弱。
コレを高いとみるか、安いとみるかは人それぞれ。
ちょっと心が動いたけど、私は…やらないな。
とりあえず、今夜から眉間にテープでも貼って寝ることにする。
〜今日の一句〜
こうやって シワがジワジワ 攻めてくる