一昨日、
『固定電話をやめたい』
と書いたのだが、
断捨離の一環として、もうひとつやめたいものがある。
それは
新聞。
この地域は朝刊のみの配達で、これがひと月3,400円(税込)。
年間40,800円は結構な金額である。
いや、読んでいるならばなんら問題はないのだけどね。
でも、
最近我が家では私しか新聞を読まず、
その私も近年老眼の進行とともに、新聞を読む…という行為そのものが億劫になりつつある。
時々、
チラシが挟まったままのまっさらな新聞を廃棄箱に投入することさえあり、自己嫌悪に陥っている。
新聞を作っている人にも、
配達している人にも、
実に失礼な話だ。
そして、
まさしくカネをドブに捨てる行為である。
あーもったいない。
結局のところ、
新聞を読まなくても、私の日常にはなんら支障はないのである。
主要な話題は、
テレビやPCやスマホでこと足りるし、
チラシも見るから欲しくなるので、目に触れなければ無駄な買い物をすることもなくなるだろう。
ただ、
ひとつだけ気になることがある。
話は20年以上前に遡る。
娘が小学生だった頃、
生活科か何かの授業で、学校へ新聞を持って行く日があった。
娘はフツーに我が家に配達された朝刊を持って行った。
他の子達も…
と思ったら、
クラスの中にただ一人、スポーツ新聞を持って来た子がいた。
我が家と同じ団地内に住む女の子だ。
実はこの子の母親は
金髪ロングヘアー、
まっかっかの長い爪、
路上でしゃがみタバコ、
ゴミ捨てもパジャマのまま、
という、いわゆる田舎のヤンママだった。
その数年前、
私達は幼稚園バスの送迎で毎日午前と午後に2回、顔を合わせていた。
ある日、
帰りのバスが到着したのに、ヤンママが迎えに来ない。
『病院でも行ってるのかな?』
などと思い、
仕方がないからその子を娘とともに我が家へ連れ帰った。
しばらくしてヤンママが、我が家に登場。
お迎えに来れなかった理由を聞いてぶったまげた (●0д0○)
ヤンママ、
フィーバーしてたんだって!
パ・チ・ン・コ・・・で!!!
そんなヤンママ娘が持ってきたスポーツ新聞は、やはりスポーツ新聞だけあって、凡そ小学生には見せたくないページが多々あったらしい。
彼女の家、普段新聞を取っていなかったのだ。
で、ヤンママが急遽コンビニで買って来たらしいのだが、
スポーツ新聞なところが、ヤンママらしくて妙に納得したりもした。
正直にいうと、
当時の私は新聞をとっていない家がある事に、少なからずカルチャーショックを受けたのだった。
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時を経て、
今の私はほとんど新聞を読まない。
読みもしない新聞にお金を出すって本当に
モッタイナイ!
故にやめようと思っているのだが、かつて自分が抱いていた
『新聞とるのは一般家庭の常識』
という固定観念が邪魔をする。
実は、
『固定電話をやめたい』に関して、
固定電話は身分証明にもなる大事なモノというご意見や
また、
解約は慎重にというアドバイスもあり、
私はちょっと迷い始めている。
新聞も含めて迷っている(ー'`ー;)ウ~ン。。。
〜今日の一句〜
新聞は 止めると多分 読みたくなる