朝の情報番組、めざましテレビの
『紙兎ロペ〜笑う朝には福来たるってマジッすか!?』
を毎朝見ている。
登場人物は(ヒトではないけど)
都立葛飾西高校2年の紙兎ロペと、ロペの先輩で3年生の紙リス、アキラ先輩。
他に、
友人達や、家族、商店街や学校関係者等々、、、
彼らを中心に、どこにでもありそうな日常のひとコマを描いているショートアニメである。
タイトルに『紙兎ロペ』とあるものの、主人公はアキラ先輩なのでは???と私は思っている。
いや、
どちらにしろ、いい味を出してるのは間違いない。
彼らだけでなく、
彼らを取り巻く人達(ヒトではないけど)がみんな個性的で、どんな絡み方をしてくるのか、それもまた見ていておもしろい。
加えて、
商店街や公園、
アキラ先輩の自宅の居間や、
最寄駅など、
出て来る風景が、モロ昭和の雰囲気を醸し出していて、朝からほのぼのするのだ。
今日のお話の場面はアキラの自宅。
二人でコタツに寝転がっている。
この日、アキラはダウンコートを買いに行く予定だった。
でも、アキラは
「寒いから出掛けない」
と言い出し、
そして、
「あったかくなったら買いに行く」
と言って再びコタツにもぐりこんだ。
そこでロペのひとこと。
「先輩、ナニ買いに行くんでしたっけ?」
暖かくなったらダウンは必要ないわけで、
「しょーがねえなぁ。行くか~」
・・・ということになるのである。
ありそうで、なさそうで、ありそうな話だ。
アキラ先輩の自宅居間。
居間と言うより茶の間と言う方がぴったりである。
畳敷きで、
コタツがあって、
茶箪笥があって、
振り子時計があって、
ちょっと薄暗くて、、、
ほぼ半世紀前の自分の実家のようで本当に懐かしい。
初めの頃は、
人物相関(ヒトではないけど)がハチャメチャで、時に実在の芸能人なんかが登場したりして
『設定に無理があり過ぎるよ』
と思っていた。
でも、
かれこれ8年?も続いているということは、多少の無理も継続はチカラということなのだろう。
その時々で、タイムリーな人物や出来事を登場させてきたり、
なにより、
わずか2分の間に、これだけココロほっこりさせてくれるあたり、
この製作者サン、タダモノではない!?
↑
こんなふうに
このわずか2分に私は毎朝癒されている。
〜今日の一句〜
文字通り『笑う朝には 福来たる』