だんごのきもち

徒然なるまま自由気ままに書いてます(*^▽^*)

「ありがとう」を伝えたい。そのうちね。。。

今週のお題「大切な人へ」

 

私にとって大切な人はやはり

『家族』

になるのだろうな。

60年生きてきて、いろいろな人と関わってきたけれど、結局最終的には『家族』に着地するのだと思う。

 

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夫と私

過去、

上皇后美智子様

「結婚する前より、結婚した後の年月の方が長くなった」

というようなことを仰っていたが、

私も姓が変わってからの年月の方が随分長くなった。

 

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当初、

「はい、しょうゆです」

と電話に出る時の第一声にいつも戸惑った。

「しょうゆだんごさ〜ん」

と銀行や病院の窓口で名前を呼ばれるたび、チョット恥ずかしかった。

そして

「しょうゆさんの奥さん」

と呼びかけられてすごく嬉しかった。

 

この

「◯◯さんの奥さん」

とか

「◯◯ちゃんのママ」

と呼ばれることをよしとしない女性が大勢いるのは知っているが、私はこの呼ばれ方、好きだったなぁ。

 

今こうして30年以上一緒にいるわけだが、大した問題もなく、順風満帆にやってこれたのはひとえに私のおかげ!(^○^)!

…と言いたいところだが、

実際はこんな私を選んでくれて、

飽きもせずに一緒にいてくれる夫の忍耐という名の愛情の賜物なのだと思う。

 

いや、

長い年月、何もなかった…と言うわけではない。

「このヤロー!」

と思うことも一度や二度ではなかった。

↑私がね。

 

この夫が随分前に言ったひとことが

 

「最後にはふたりになるんだから」

  

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何故か感動してしまった。

 

『大切な人』…だ。

 

間違いなく。

 

子ども達と私

もう年齢的にはみんなオトナで、それぞれの道を歩み始めている。

ひとつ屋根の下にいるというだけで、

「親離れしていない」

とか

「自立させろ!」

とか、以前勤めていた会社の人が散々ほざいていたけれど、私に言わせれば大いなる余計なお世話だ。

あんたに言われたかぁないわい!

 ・

 ・

 ・

と、一応強がっていたのだけど、

本当の私は、子離れできないダメダメな母親なのである。

 

友人達の子どもは高校卒業後、それぞれ都会へ進学するために家を出て行った。

それはどこにでもある普通の家族の風景である。

 

でも

やはり泣くんだよね。

「寂しい」って。。。

そんな姿を見ていると、こちらまで辛くなった。

そしていつか私も同じ道を辿るんだろうと漠然と思っていた。

 

…のだが、

 

我が家の居心地が良いのか、

私のことが心配なのか、

幸か不幸か3人とも地元で進学就職してくれた。

正直に言えば、嬉しかったし、ありがたいと思った。

 

ただひとつ心残りがあるとすれば、

都会で暮らす我が子に、母親があれこれ宅配便で送る…的なやつを一回やってみたかった。

 

実際は仕事の関係で一時期離れていた次男に送ったことはあるのだ。

『ふるさとの母』気分でチョット涙ぐんだりしながら荷造りした。

 

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でも

数日後、

「なんでも買えるから送らないで」

と、言われてしまった。

「送らなくていい」

ではなくて

「送らないで」

である。

 

泣いた(;_;)

 

〜今日の一句〜

 「ありがとう」最期の日には きっと言う