昨夜
ベッドに入ったあたりから雨風、そして雷がひどくなった。
雷注意報が出ていたのを知ってはいたが、まさかまさかあれほどとは。。。
『雷』という文字を紐解いてみると、雨に田んぼ。
そしてピカッと光る稲光、、、。
そう、
雷は田んぼ落ちる
…と私はずっと思ってきた。
今、
私の家は徒歩数歩で広大な田んぼの広がるど田舎の住宅街にある。
雷は田んぼに落ちる…。
きゃ━(;´༎ຶД༎ຶ`)━っっ!!!
案の定、
遮光カーテンが全く遮光カーテンに非ず、部屋の中は一瞬フラッシュをたいたように明るくなる。
間髪入れず、とどろく雷鳴。
それとともに家が激しく揺れる。
窓を激しく打ちつける雨霰。
怖い!(((;°Д°;))))
シレっと書いたけど、擬音をつけるとこうなる。
ピカアアアアアッ! ←稲光
ググググググワラアグワラア ←落雷
ガガガダガダガダガダガダガダ←家が揺れる音
こんなことが一晩に数回続いた。
寝られるわけがない。
…なわけで、布団をかぶってスマホに手を出してしまった。
検索ワードはもちろん『雷』。
・うるさい
・寝られない
・怖い
・家が壊れる
・おへそ盗られる
・・・・・
おへそ云々は別として、
次々に上がって来るリアルタイムの地元情報に、ちょっとだけ安心してしまう自分がいた。
眠れないのは私だけじゃない。
揺れるような家に住んでいるのは私だけじゃない。
良かった ε-(´∀`*)ホッ…。
こんなことで連帯感や安心感を持てるのだから実に単純である。
今、
世間を震撼させているコロナウイルスによるマスク不足やトイレットペーパー買い占め騒動なども、元をたどればそんなものなのだろう。
ドラッグストアの開店前行列も、カートに山積みのトイレットペーパーも
みんながやっているから私も…と。
自分さえよければ、と思っているわけではない。
まして、人を思いやる心がないわけでも決してない…と思うし、そう思いたい。
とりあえず人と同じことをしていれば安心できるのだ。
とにかく安心したい。
ただそれだけなのだと思う。
関東出身で、こちらへ転勤で来られた方が
「冬、雷が鳴るなんてありえない」
と言っていたのを聞いたことがある。
ずっと新潟住みの私にとっては、雷は冬のもの。
そして雷が鳴ると雪が降る。
これを雪下ろしの雷といい、
『さあ、いよいよ雪が降りますよ』
という合図になるのだ。
そういえば、
冬の初めに雪下ろしの雷はなかったなぁ。
もう既に3月も半ば。
これから雪でもあるまい。
若干寝不足気味である。
~今日の一句~
一夜明け 晴天の空 ほっとする