今週のお題「わたしの部屋」
私は三人兄弟の末っ子。
幼い頃はもちろん自分の部屋などは与えられえていなかった。
姉や兄が小学生になる頃、
父が社宅を買い取り、増改築を繰り返してようやく子ども部屋ができた。
その部屋の主は当然姉と兄。
勉強机を二つ並べ、二段ベッドを置いて二人の勉強部屋が出来上がった。
まだ幼稚園児の私は、
両親とともに川の字になって寝ていたのだが、
上の二人が学校へ行っている間に、彼らの二段ベッドに潜りこんで悦に入っていたのを覚えている。
私が小学生になると
その勉強部屋に無理やりもうひとつ、私の学習机を入れた。
本当に無理やりだ。
さすがに寝るスペースはなく、相変わらず私だけは両親に挟まれて寝ていた。
何年か経ち、
父が庭をつぶしてもうひと部屋作ってくれた。
そこに姉と私の女子チームが入ることになった。
8畳の洋室の真ん中をカーテンで仕切って自己のスペースを作り、私もとうとう念願のベッドで寝ることになった。
嬉しくて嬉しくてそれはもう天にも昇る気持ち、
どこかのお嬢様になった気分だった *\(^o^)/*
姉が結婚して家を出ていくと、とうとう私ひとりの部屋になった。
ここでもう有頂天である ٩( ᐛ )و
やりたいホーダイ!
ただ、
増築を重ねて作った部屋だけあって、この部屋に行くまでには必ず両親の寝室を通り抜けなければならないという造り。
お年頃になって、遅く帰るような時には必ず両親にバレた (*´◒`*)ア〜
さて
結婚後はアパート住まいを経て、この地に戸建てを建てた。
今では2階の夫婦の寝室…は私だけの部屋となっている。
引っ越してきた当初は、間違いなく『夫婦の寝室💛』だったのだが、
今では階下の和室、もしくはリビングが夫の部屋となっている。
家庭内別居…ではない。
断じてない!
こんな暮らし方になって早や数十年。
今にして思うけど、
ひとりの空間、ひとりの時間ってすごく大切だと思う。
数年後には夫は完全リタイアするし、私も遅からず追随して老後生活に入る。
そんな時、
日がな一日顔を突き合わせる生活を、果たしてやって行けるだろうか???
と考えた時、私にはまるっきり自信がない。
コロナが収束しても我が家は三密回避だな。
幸いにも夫は食べ物にも掃除にもうるさい方ではない。
お腹がすいても、ご飯が出て来るまでずっと待ち続けるというタイプではない。
よかった +.(*`・∀・´*)゚+.゚
そんな夫に育てたのは他ならぬこのワ・タ・シ!
やったね!
~今日の一句~
我が部屋を 断捨離進めて シンプルに!…したい