仕事上、大きな支障がある方も多々おられ、当事者にとってはそれはそれは大変なことがあるのだろう。
そういう難しい話は置いといて
自分のことを言えば、結婚して夫の姓になることには、ある意味嬉しい感情の方が大きかった☺️
思い起こせば三十数年前、夫の実家を訪ねた時のこと。
向こう三軒両隣…どころではなく、夫の実家の周辺ほとんど全てのお宅が夫家と同じ苗字だったことに驚いた。
田舎ゆえ、どの家の玄関先にもたいそう立派な表札が掲げられている。
苗字のみのやつね。
どの家も同じ苗字。
そんなんだから、各家を屋号で呼び合うという田舎の風習が色濃く残っていた。
私はこれがたまらなくイヤだった。
折角苗字が変わるのに『◯◯屋』では全然オシャレじゃない!
まぁ
そこに居を移したわけではないので『◯◯屋の嫁さん』
と呼ばれるのも年にほんの数日…そう思って我慢我慢の幾年月。
義両親が他界してからはほとんど行くこともなくなり、心の中ではホッとしている🤪
イマサラだが、夫と結婚する時、私は何も考えず、当たり前のように夫家の姓に変わった。
コレ私が女ばかりの姉妹で、それも長女の立場であったら、もしかしたら姓を変えることに多少の迷いはあったかも知れない。
が、幸いなことに私は三人兄弟の末っ子で、兄もいた。
そして実家は普通のサラリーマン家庭。
旧姓とか家とかには、なんら執着はなかったのである。
でも兄が結婚する時は少なからず揉めたらしい。
兄の奥さんは田舎の本家のひとり娘。
その頃既に私も姉も結婚していたので、旧姓を保っていたのは兄のみ。
奥さんのご両親は
3人も兄弟がいるのだから、姉か私に旧姓に戻ってもらい、兄に自分の家の名を名乗って欲しいと主張したのだ。
?
?
?
メチャクチャなことを言う親父だな。
ご両親にとってはそれだけ苗字や家が重要な位置を占めていたのだろう。
大事なんだろうけど、面倒くさい話だ。まして姉や私を巻き込もうとするなんてとんでもなーい!
兄は実家の姓のまま結婚して無事に今に至る。
その経緯は知るところではない
が
別性にすればいいのに。
今からでも。
〜今日の一句〜
幼き日 憧れの名は 白鳥サン