だんごのきもち

徒然なるまま自由気ままに書いてます(*^▽^*)

親ガチャ子ガチャ

今朝、目が覚めたら7時半。階下に降りたら長男、長女は既に出勤済み。次男の車があるってことは、ヤツは今日は休みか…。いつもこんな感じで家族の動向を推察する。

昔のように

「明日は休み」

とか

「明日は遅番」

とか教えてくれなくなって久しい。お弁当を作る訳ではないし、子どもといっても全員いい歳なので、もはや母の出る幕などないのである。

 

時に

3人とも早く巣立って欲しい、自立して欲しい、と思うこともあるが、そうなったらそうなったで

『寂しい〰︎悲しい〰︎』(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)とぐちぐち言い続けることは目に見えている。

図らずも自立できないのは私自身かも知れない。

 

今、巷で話題の親ガチャという言葉。

子どもの立場から「親は自分では選べない」「どういう境遇に生まれるかは全くの運任せ」と述べる表現。

そして子ガチャ

親の立場から「どんな子が生まれてくるかは任意で選択できない」状況を表現する言い方。

 

時代なのだろうけど、イヤミな言葉が出て来たものだと思う。

こんなことは遥か昔からあることで、日本国民全員が同じ境遇の家庭だと思ったら、それこそ大間違いなのだ。

 

『産んでくれなんて頼んでない』

『勝手に産みやがって』

『生まれて来たくなんかなかったのに』

💢 💢 💢 💢 💢

第二反抗期と呼ばれる時期に、しばしば繰り返される子どもの主張。

我が家も程度の差こそあれ、それに近い言葉が上2人から発せられた。

 

しかし私も負けてはいない。

 

『頼まれたから産んだんだわい!忘れたか!!💢』

 

この攻防を何度繰り返してきたことか。

 

特に次男。

高校の卒業アルバムも出来上がった年明け2月、生活態度に問題あり、成績不振…で、多くの課題が出されていた。チラっと見たが、あれは落第させるべく出された量であったと私も思う。次男はそれに反発してサッサと学校を辞めた。

そこで猫をかぶり、自己を封じて学校に、教員達に胡麻を擂っていたなら、もしかしたら無事卒業していたかも知れない。私は懸命にコレを推奨したけど、次男を説得するに至らなかった。

 

彼はその後編入した高校を卒業して今に至る。今では我が家で一番の高給取りに成り上がった、じゃなくて、成長した!

 

今だから言うけど、

この時、荒れ狂う次男を前に

『あんたなんか産まなきゃ良かった!』

と、喉元まで出かかった。

その言葉はいつも寸前で飲み込んだけど、口に出さずとも私の顔にはそう書いてあったんだろうな。

 

子ガチャ…この時その心境だったのかも知れない。

 

あの頃、

良くやったてたな、私。

良く頑張ったな、次男。

 

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〜今日の一句〜

連休の 初日はいつも 寝て暮らす