来月、２８歳の誕生日を迎える娘は相変わらずの実家暮らしで青春を謳歌している。
先日、呑み会の送迎をし（てやっ）た。
その帰路、娘の友人女性も同乗させた。彼女の実家は割と繁華街に近い一軒家であるが、彼女自身はアパートを借りてずっとひとり暮らしをしている。その賃貸も２件目で、娘と同い年でありながら独立心旺盛と感心するのだが、実際はこれが普通の若者の姿だということにもちゃんと気がついている私である。
３０前後の我が子３人、全員実家暮らしで、親離れも子離れもできずにいる私達。そばにいるからこそ、しなくてもいい心配もするし、それがまた煩わしい。お互い羽ばたくタイミングを逸してしまった親子である。
友人彼女は男→女→女の末っ子。我が娘は男→男→女で末っ子。なんと、上から順番に全員年齢が同じと聞いて驚いたが、まぁよくある話。聞いて再び驚いたのが、お母様の年齢が私より１０歳程若いということ。ということはナニ？最初の出産は１０代！？？
いやん🤭不良だったの？？
イヤイヤ、決してそんなことはないだろう。夫氏とは早いうちに離婚されたらしいが、その後女手ひとつで３人の子どもを立派に育て上げたそうで。ｱｯﾊﾟﾚ！
その彼女に言われた。
「お母さん（私のこと）って、結婚するまで実家暮らしだったんですってね？」
「ひとり暮らししたことないんですか？」
「ひとり暮らししようと思ったこと、なかったんですか？」
酔っ払いの質問は遠慮がない。私の娘時代を全否定するつもりか！？
そうだよ。私は箱入り娘だったんだ。おっしゃる通り、実家から出たこともなければ、ひとり暮らししようなどと考えたことも一度もなかった。実家の居心地が頗る良かったのも事実。そして井の中の蛙であったことも大いに自覚している。ﾌﾝｯ！
その反動なのか
この年齢になってひとり暮らしがしたくなってしまった。
子ども達にはそう遠くない将来、それぞれ羽ばたいてもらう予定（未定）。
夫も私よりは幾分早く羽ばたくだろう（天に）。
そして私は否が応でもひとり暮らしになる訳で、その時どんな感想を持つだろうか。
寂しくて泣き暮らすかも知れない。←多分ない
結構ひとりでも平気かも知れない。←多分そう
いずれにしても
それが私の生きる道。
〜今日の一句〜
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