断捨離の一環として、預金通帳の廃棄をする。
私の旧姓時代のもの
結婚してからのもの
夫名義のもの
子ども達のもの
ために溜めたり、ざっと数えて57冊。
今更ながら我が家の歴史をそこに感じた。
30年前の子どもの幼稚園の引き落とし
高校、大学の学費
毎年毎月引き落とされる光熱費
そして住宅ローン。
あの頃の思い出が脳裏を駆け巡り、心がぎゅうっと締め付けられる。
嬉しかったことも、悲しかったことも、いろいろなことがあったなぁ〜
…と、しばし見入ってしまった。
が!
そんな感傷に浸っているから、いつまで経っても断捨離が進まないのだ。
心に決めたはず。
身体が動く内に、断捨離をして身軽になる。
そして
残される子ども達(主に娘)に迷惑をかけることだけはすまい。
思い出と迷いを振り払って、前へ進め!
当然ながら
通帳をそのままゴミ袋へ…というわけにはいかない。
『処分の仕方』を検索すると、やはり皆さんシュレッダーで切り刻む…と。
しかしながら、そんな利器は我が家にはない。
昔
実家に鉛筆削りのようにハンドルをグルグル回すオモチャのようなシュレッダーがあった。
しかし
シュレッダーとは名ばかりで、ハガキ一枚しか受け入れられなかったと記憶している。
多分アレは母がガスや水道のピラピラの検針票を処分するために使っていたのだろう。
しかし
今、私が切り刻みたいのは銀行の預金通帳だ。
それも57冊。
手動は無理だな。
ということで、電動シュレッダーを購入することにした。
ネットで探したら案外安いモノもある。
が
ちょっと待てよ。
私
これ以上モノを増やさないと決めたのではなかったか?
またシュレッダーなんか買うの?
使い終わったらどうするの?
棄てるの?
と、自問自答。
そうだ💡
いーこと考えた!
燃やそう🔥🔥🔥🔥🔥
思い立ったが吉日。
試しに一冊、燃やしてみることにした。
トップバッターは私の旧姓の預金通帳。
早速キッチンで着火!
とりあえず
熱いとマズイから、菜箸で挟んでガスコンロの上に預金通帳をかざして火をつける。
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あのさ
貯金通帳、燃やしたことのある人………いる?
いやあ
めんどくさっ!
あれ、特殊な紙なのかな?
なっかなか燃えてくれなくて、燃え尽きる迄やたら時間がかかった。
部屋中臭くなるし、この作業は私には向いてないわ。
という訳で
シュレッダー買う。