職場の女性が
今月初めに男の子をご出産されたということで
朝刊の『うぶ声』欄を気にして見ていた。
イマサラな話だが
生まれる子どもの数が昔と比べると随分少なくなっている。
周りでは
妊婦の姿もあまり見かけないし
赤ちゃんをおんぶしているお母さんもとんと見かけない。
まぁ
いる所にはいるのだろうが
今やひとりの女性が生涯で産む子どもの数は1.34人とか
この国は
近い将来、一億総高齢者になって
ロボットに介護してもらう
なんてことが現実味を帯びて来た。
医療の進歩とともに
なかなか死ねない老人が増えてゆくのだろう。
ある程度人生に満足したら
自分の意思で自由に死ねる制度もあっていいのではないかと思う今日この頃である。
それにしても
相変わらず今風な名前の多いこと。
今朝の新聞に『子』のつく名前はひとつもなかった。
代わって今の流行りは
男の子も女の子も2音で読む名前らしい。
はる、かい、りこ、ひろ、ゆな、しん、さら、ひな、れん、うる、るか、ゆの、まれ、もも、れお、こあ、えま、ろう、かい、せな(敬称略)
今日の新聞ではざっとこんな感じ。
ひらがなあり、漢字ありだが
それぞれどんな意味や願いが込められているのか想像してみるが
う〜ん、ムズカシイ🤔
一時期話題になったぶっ飛んだ名前は
最近ではあまり見当たらなくなったが
それでも読解不能の漢字が多いし
男女の区別がつかないというのも難点。
学校の名簿は今や男女混合というから
尚更分かりにくいだろうな。
時代は巡るというけれど
そういえば明治44年生まれの祖母の名前は『トキ』
まさしく明治、大正、昭和を彷彿とさせる名前だ。
『お悔やみ』欄に目をやると
ハル、トヨ、シズ、ミツ、ヤイ、ヨリ、キユ、フユ、フサ、ミチ、キシ、マツ、キン、ヒデ、チイ、・・・(敬称略)
ほぼカタカナだけど
これを平仮名にすれば『うぶ声』欄でもイケる?
ダメ?
いずれにしても
親からの最初のプレゼントである名前。
両親がいいと思っても
あまりにも世間の常識に逸脱したものだと
傷つくのは子ども本人。
少々大人になった時に
「こんな名前イヤ!」
「改名したい!」
と言われないように
そこら辺はよーく考えて命名された方がいいよ…と思っているが
コレ余計なお世話かもね。
なんたって
我が家の子ども達は
子どもどころか、結婚どころか、彼氏彼女もいないので
名前の心配などする必要なーし!
で
タイトルの通り
自分の名前が好きな人が羨ましい。
イマサラだけど
私は自分の名前があまり好きではなのでね。