今日
同じ職場で、同じくパートとして働く男の子、といっても40歳の男性だが
この方が突然退職した。
2年前の4月1日
私と同じ日にこの職場にやって来て丸2年。
つい先日
3年目の更新を済ませたばかりなのに。
ことの発端は前日行われた入学式。
ココでも度々登場するイヤミな60男と2人で
駐車場の整理をやる予定になっていたらしいのだが
彼は誰からもそれを言われていなかったため、その仕事をすっぽかしてしまった。
まぁ頼まれていないのだから、当然と言えば当然なのだが。
そしたら
60男が烈火の如く怒り狂い、彼を怒鳴りつけたそうだ。
以下は60男が言ったとされる言葉。
60男本人から聞いたから、多分これ以上のことを言い放ったはず。
「お前は何歳なんだ!?」
「そんなんで、これから先どうやって生きて行くつもりだ!?」
私に言わせれば
お前なんぞに言われたかぁねーよ!
…だが。
実は40君は障害者枠で採用されている子である。
しかし
仕事は普通にできるし、毎日余計なことを言わず、黙々と淡々と仕事をこなしている(た)。
ただ、他者とのコミュニケーションとイレギュラーなことが苦手なだけなのである。
だから
その時も、声のデカい60男に反論することができなかったのは容易に想像できる。
今回のことにしたって、前日に
「明日は駐車場の整理をお願いします」
「◯時に集合」
と誰かがひとこと言えば良かったのに。
以前から何度も書いて来たが
問題なのは40の彼ではなく、60男の方だと私は思っている。
日頃から彼を無視したり
聞こえるように悪口を言ったり
そばで大きなため息をついたり
そうかと思えば大声で怒鳴りつけたり
これって『いじめ』に他ならないと思う。
それは管理職も周知の事実なのに、どうして彼を守ってやれなかったのか。
どうして60男を諫めなかったのか。
60男は電気関係の資格持ちで、この職場においては割と重宝がられる存在である。
故に職員もヤツにゴマをすりまくる。
だから一層増長する。
だから変わらない。
だから次に誰が来たって、また同じことの繰り返しになる。
このことを
管理職はどう考えているのだろう。
そして
今回傍観者だった私もダメダメだ。
少なくとも40君の心を傷つけたのだから。
私も悔しいけど
40君はもっとずっと悔しい思いを抱きながら辞めていったのだろうな。
なんか
3年前の自分を思い出しちゃった。
他人を傷つけちゃダメだ。
いじめはダメだ。
…と
学校では教えているのだけどね。
どーなってんだ!?