いつも思うのだけど
外国人って、例え日本国内であろうと必ず自分の国の言葉で話しかけてくるよね。
日本人が海外旅行に行けば、多少なりともその国の言葉で喋ろうとするのだが
外国人は日本に来ても、必ず自国語で突き進んで来る。
そして、話しかけられた日本人は
「I can't speak English」
などと英語で応える。
これ、おかしいよね🙄
さて
半世紀前の自分は
将来
狭い日本を飛び出し、いざ大海原へ!
…の図を思い描いていた。
が
現実は大海原どころか、恥ずかしながら地元新潟県から出たことすらない。
幸か不幸か
外国人と触れ合うことなくこの年齢まで来て
今では日本語でさえ、なるべく他人と喋りたくないという体たらくである😩アー
中学生になって初めて手にした英語の教科書に端を発した私と英語。
「これはペンです」
「あれもペンです」
「これは本ですか?」
「いいえ、これはペンです」
・・・・・
というような勉強をしてきた私は
実は英語の授業がとても好きだった。
今のように、ALT制度などはない時代
日本語に訛りのある教員の後に続いて
「アイ ヘバ ペ〜ン」
と繰り返していた。
何も知らないのだから
それが全てでそれが正しいと思いこみ
毎日なんの躊躇いもなく
「マイ ネーム イズ 〜」
とやっていたのだ。
オトナになって
あの時のお勉強は明らかに変だ!…と、ようやく気づくことになる。
手に持っているものがペンなのか本なのか
あるいは
ここにいるのが花子なのか太郎なのかなんて
見りゃあわかるだろって話である。
それでも当時は誇らし気に、声高らかにご唱和していた。
恥ずかしくも懐かしい思い出である。
もしも英語が使えたら
海外のアーティストの楽曲を紐解いてみたい。
その昔
サイモン&ガーファンクル
ビリージョエル
などを好んで聴いていたが
歌詞カードの訳詞を読んでみても
和訳がそのままメロディーに乗る訳ではないので、どうしてもスッキリ、ピンと来ない。
例えて言うなら
以前、女性演歌歌手がビートルズの『イエローサブマリン』を日本語で歌っていたけど、あんな感じ。
あれはちょっと…聴かなきゃよかった😩
歌詞の微妙なニュアンスを理解できるくらいになると、相当おもしろいのだろうな。
映画も文学も然りだと思う。
『習うより慣れろ』
昔の人はいいこと言った。