先週、夫が月一の定期受診で医師に
「腎臓の値がよろしくない」
との指摘を受けた。
彼の父親も晩年腎臓を患っていたことを思えば、遺伝というのもアリなのかと思う。
それにしても、心不全にバセドウ病、椎間板ヘルニア…ここ数年で数多の病気を患い、救急車のお世話にもなった。
数年経った今でも1日に何種類もの薬を大量に飲み続けている。
しかし
私の目にはどうも良くなっているようには見えないのである。
それはひとえに夫の生活態度によるものが大きいと思う。
夫の生活は一言で言うと怠惰。
二言で言うとだらしがない。
毎日起きてから寝るまで、食べて、寝て、テレビを観るだけ。
ウチのワンは夫の運動に付き合ってもらうために我が家にお迎えしたと言っても過言ではない。
それなのに、夫が散歩に連れ出したのは僅か2回だけ。
「歩くと腰が痛い」
そうで、以来ずっと散歩は私と娘の仕事になった。
それはいいけど、とにかく夫は動かないのだ。
ナマケモノの如く。
昼間はトイレ〜キッチン〜テレビの前
しか移動しない。
しかも冷蔵庫には大量のジュースとアイス。
コレでは体力もなくなるし、太りもしようというもの。
ブクブクのよたよただ。
ココだけの話、今私が突き飛ばせば夫は多分吹っ飛ぶだろう。
それで
「大型バイクを買う」
などとほざくから私は腹が立つのである💢
さて冒頭の腎臓の件。
不吉なことを言われた訳ではないが
もし
もし!
もし!
近い将来、夫の腎臓がダメになって、人工透析、或いは死ぬの生きるのの話になった時、私は腎臓のひとつを夫に差し出すことができるだろうか?🤔?
そんなことをうっすら考えてみた。
これがもし、我が子のことなら、私は腎臓のひとつやふたつ、一も二もなく捧げるはず。
子ども達の為なら腎臓でも眼球でも、なんなら両手両脚すら躊躇しないと思う。
それが夫に…となると、正直なところ言葉に詰まる。
最終的に断ることはしないと思うが、『喜んで差し出す』というのでは多分ない。
こんな冷たい妻を持った我が夫が不憫でならない。
そんなことを思いながらも現実ではどうしても昔のように接することができずにいる。
そんな自分を情けなく、申し訳なく、恥ずかしく思い、泣けてくるんだ。
涙は出ないけど。
腎臓移植
皆さんだったらどうする?
もしもの話。