アルビレックス新潟というサッカーJリーグ2部チームが新潟県にある。
昨日めでたく来季のJ1昇格を決めた。
タイトル『アイシテルニイガタ』は新潟サポーターの愛言葉である。
J 2に浸り続けて5年。
毎年毎年昇格を目標に掲げるものの
「よもや次はJ 3?」
と思わされた年もあった。
今季は開幕4試合勝ちなし。
「あぁ今年もまた」😩
と誰もが思ったことだろう。
晩年のJ1時代、アルビは残留争いの常連チームだった。
最後の最後に残留を決めた試合はまるで
「優勝したの?」
と思わせるほどスタジアムが歓喜していた。
その中にいた私の目にも涙がつつーっと😭
実はこの私
チームがJ2〜J1〜J2時代のホームゲームで飲食売店の販売員をしていた。
前会社がアルビのスポンサー契約をしていた関係で、ホームゲームでは必ず売店に駆り出されていたのだ。
あの頃、500㍉のペットボトル飲料を自販機の 約2倍、量販店のほぼ3倍の値段で売っていたのを思い出す。
スタジアムに入る前に各自調達して来る常連客はいいのだが、問題はあまり観に来ることがない初心者のお客様、特に子ども。
150円持ってジュースを買いに来るのだが
「260円」
と聞いて青ざめる。
そりゃそうだろう。
離島の自販機並みの価格なのだから。
しけし、スタジアム内全店舗が統一価格なので、「普通の」価格で売ってあげることはできない。
心を鬼にして
「ごめんね〜」
…と言うしかなかった。
裏方としてスタジアムに関わっていると、いろいろな人間模様が垣間見られた。
チームの不甲斐なさに、途中で帰ってしまうサポーターもいれば、ボロ負けしても
「次!」
と選手や自分達を鼓舞するサポーターもいた。
いろいろ想いが溢れていて、これもまた良き思い出。
そんな時代を思い出しながら実況中継を見ていた昨日。
試合終了が近づく頃、指を組んで祈りのポーズをとっていた自分にふと気がつき、苦笑い。
そして試合終了のホイッスルで再び涙がじわ〜っと🥹
ドライアイの目に涙。