わん散歩の道すがら、時としてわんが獲物を狙う体勢をとる。
短距離走のあのクラウチングスタートのようなポーズね。
野生のオオカミのような(見たことないけど)鋭い視線の先に目をやると、ほんの小さな虫、なんだかわからない極小の虫がぴょんぴょんと跳ね回っている。
稲刈りが終わった田んぼ道には、秋のムシ達があちこちでピョンピョン跳ね、トンボは挑発するかのようにわん目がけて低空飛行してくる。
わんはそれに照準を合わせて今にも飛びかからんばかりの勢いで、クラウチングスタートのポーズをとる。
「う〜〜〜」
と生意気にも唸ったりしている😅
うん、勇ましい。
でも私は知ってるんだ。
通りすがりの別の犬が近づいてくると、いつもその場で立ち止まり、例のポーズで
「う〜〜〜」
と威嚇する。
しかし、すれ違うその瞬間に脱兎の如く背中を向けて逃げ出すのがウチのわん。
そんなに早く走らなくても…。
ハイスピードで一目散に逃走する体重2.7㌔のわんにひきずられるように走る私。
転んでたまるか😫
さて、足元のムシ。
家の中ではないので、大のムシ嫌いの私もさほど気にならないが、それでもそんなものをわんがくわえでもしたらイヤなので、リードを引いてその場から引き離し、優しく諭す。
「一寸の虫にも五分の魂だからね」
と。
一寸といえば3㌢。
3㌢はあまりにデカ過ぎる。
そんなモノがわんの口元からはみ出ていたら…😱
そんなことを考えながら歩く散歩道。
こうそう、先日『冬がはじまるよ♬』のタイトルで載せた写真。
なんの説明もしなかったけど、あれハクチョウ ね。
こちら地方では冬の使者=ハクチョウ なんだけど、そうか、ツルって思う人もいるんだ…と新鮮な驚きだった。
そういえば見たことないな、本物のツル…。
で
ツルで不意に思い出した。
唐突だけど、実は、私の脚は細い。
決して自慢ではない事を書き添えておくが、真っ直ぐで細い😊
遥か昔
「だんごさんの脚はキレイだね」
と、今なら完全アウトな言葉を、職場の男性から言われたことがある。
で、後に続く言葉が
「ツルみたいだ」
だと。
普通、脚を褒める時はカモシカだよね。
ツルはないわぁ。