夕方、あたりはもう暗くなっていたが、雨とみぞれの隙間を狙ってわん🐶の散歩に出た。
わん🐶の…と書いたけど、わん🐶がいなければ歩くという行為は私にとっては不要不急。
数100m先のゴミステーションでさえ車に乗って行っていたこの私が、こんなにも歩くようになるとは、一年前は思ってもみなかった。
少しは体力ついたかな。
医師曰く
「骨はこれ以上強くならない」
そうなので、ならば筋力を鍛えるのみ。
そう考えると、わん🐶散歩は私の将来に多少なりとも役に立つはずである。
ただ、走ると両膝痛いんだよね😥
テレビショッピングで
「膝が痛くてねぇ」
と膝をさすりながら哀しげに呟く高齢者を見て
『とうとう自分も…』
と、寄る年波を実感する今日この頃である。
で、散歩の時の話。
雨が降り始めたので家に帰ろうとしたのだが、まだ遊び足りないわん🐶は、その場から動かない。
リードを引っ張っても
「ごはんにしよう」と促してみても
「早くして!」と怒ってみても動かない。
それどころか家と反対の方向へトコトコトコ…と歩き出す。
もー💢濡れるじゃないか!
冷たい雨に濡れ始めたし
寒いし
まもなくごはんの時間だし
とにかく家へ帰らねば。
しかし、わん🐶はその場に座り込んで微動だにしない。
『散歩の帰途は抱っこで帰ってはいけない』
そうなので、あくまで自力歩行を促し続けること数分。
私が我慢しきれなくなって、リードをグイーッと引っ張ったその瞬間、わんの頭からリードがスポッと抜けた😱
あわわっ!大変だぁ!!
この寒空、この暗闇の中を逃走したら、多分生きて再び会うことは叶わないだろう。
一瞬そんなことが脳裏に浮かんで背筋が凍った。
が
なんと!ウチのわん🐶
さすが!ウチのわん🐶
すごいぞ!ウチのわん🐶
リードが外れても、その場に座り込みを続けていたのである。
かわいいいいいいぃ❤️
その瞬間、抱き上げて大事に抱えて帰ったのであります。
よかった。