今の仕事が決まった時
『人がいない時のみ給食のお手伝い』
をお願いされた。
給食を作る仕事ではなく、業者から届けられる給食を配膳をする仕事ね。
昔は子ども達が給食当番をするのが当たり前だったのに、今は違うのね。
というか、ココだから違うのか。
配膳作業とセットで、後片付けもしなくてはならないのだが、まぁビックリするほど食品廃棄が多い。
私は高校生の分を片付けてるのだけど、連日200㎖パックの牛乳の廃棄が15本以上。
パンの日は、手付かずのままのパンが20個近く戻って来る。
彼らは一体何を食べているの?
お腹空かないの?
お残しがトレンディなの?
業者との取り決めで、牛乳はパックを開け、中身を食缶の中に廃棄することになっている。
コレがなんとももったいない。
本当は貰って帰りたいところだが、それもまたルール上、ダメ。
ならば飲まない子どもは、自分の分を家に持って帰ればいいのに🙄
来るべき食糧難のための食用コオロギを
「気持ち悪〜い」
などと言う前に
「牛乳飲めよ!」
と声を大にして言いたい。
罪悪感に苛まれながら毎日毎日廃棄し続ける私である。
先日、いつものように牛乳を食缶に廃棄しながら、60男と話をした。
🧑🏻🦰「こんなに棄てるって、酪農家さんに失礼ですよね。牛だって苦しい思いをして牛乳出してるのに」
👨🦲「苦しい思いなんてしてないだろ。あいつら生まれながらに乳牛なんだから」
?
?
?
えっ?
もしかして、乳牛に生まれれば最初からお乳が出るとお思いか?
どうやらこの男、本気でそう思っているらしい。
どこの世界に子どもを産まないでお乳を出す動物がいるんだい!?
…と言おうと思ったけど、面白いのでそのままにしておいた🤪
乳用に飼育される牛は、生後13~16ヶ月で初めての人工授精が行われる。
その後10か月の妊娠期間を経て出産し、搾乳が始められる。より効率よく乳を搾り取るために、出産後1~2カ月でまた次の人工授精が行われる。
このあと→妊娠・出産→搾乳→人工授精→妊娠・出産、、と繰り返される。
出産前の2か月ほどの乾乳期間を除いて、乳用の牛はずっと乳を搾り取られていることになる。
乳牛の一生
う〜ん、やはり牛さんに失礼だ。
大事な事なので2回書く。
牛乳残すな!
私に牛乳を棄てさせるな!!