昨日書いたとおり、私は約2ヶ月に一度、高血圧と脂質異常症の経過観察の為に、内科クリニックを受診している。
前回の通院時の話。
その日、高齢者施設にお住まいの90超と思われるご婦人が受診されていた with 女性介護職員。
その年齢の方なりにお耳が遠いようで、介護士さんや看護師さんがゆっくりと大きな声で話しかけている。
女性は何度も何度も聞き返し、その度にすっとんきょうな返事が繰り返される。
はたで聞いている分には
『コントか?』
と思うほどおもしろいやりとりなのだけど、介助をしている方にとってはさぞかし大変なことなのだろうな。
職員さんはあくまで優しく、気長に対応されている。
これが家族の付き添いとなると、絶対こんなふうにはならないだろう。
もっととげとげしく、より激しい言葉が飛び出すのが容易に想像できる。
自分のことを思えば、実家の母に対しての言葉も決して褒められたものではなかったと思う。
頭ではわかっていても、日常のこととなるとついつい…ね😢
それを考えると、やはり介護士さんというのはすごい。
そして大変な仕事だと改めて思ったのだった。
ココからが本題↓↓↓
処置室から聞こえて来たのが
「100から7を順番に引いていって」
というナントカ式認知検査で、こういうのがあるというのを知ってはいたけど、本当にやってる場面に初めて出会った。
案の定、高齢ご婦人はなかなか答えられない。
そもそも、質問さえも理解していない様子。
緊張されているのか、そういう症状だからなのかはわからないが、それにしたってこれ、超絶難しいと思う。
数字を書きながら、ならなんとかなる。
しかし、頭の中で答えを出し、そこから再び7を引いて答えを出し、またまた7を…
それを繰り返していくうちに、元になる数字を忘れてしまうのだ😭
高齢者でコレ、できる人って本当にいるの?
そろばんの先生ならいざ知らず、一般高齢者にこんなテストが課せられるなんて、そしてそれを認知の診断に使うなんて、俄かに信じられない。
こんなん絶対無理でしょ!
…と、私は思うのだけど。。。