お天気のお姉さんの
「明日は一気に冬になります」
の言葉に恐れ慄く水曜日の夜。
今も十分寒いのに、季節はまだ秋だったのね。
今季は大雪の予報。
夏はあんなに暑かったのに、やはり冬は普通に寒くなるのかと思うとちょっと憂鬱。
そして不安。
今月4日に誕生日を迎えて65歳になった途端、市役所から封書が届いた。
高齢福祉課と書かれた封書に、否応なしに
『あぁ、65歳』
と思い知らされた気がする。
本人に高齢者の自覚はないのだけど、周りは許さないようだ。
中身は『介護保険被保険者証』と、それに関する諸々の文書。
何十年か前の健康保険証と同じ仕様の紙三つ折りの『介護保険被保険者証』
裏面に注意事項が縦書きで記されているところが、そこはかとない哀愁を漂わせている。
マイナンバーカードがどうこう言われてる割に、ここだけは『昭和』だ。
文書を少し読んだら
「これ以降の介護保険料は市に納付せよ」
と。
ん?
今、私は給与から介護保険料を天引きされているのだけど、行政に直接ってことは、二重取りになるんじゃないの?
と疑問に思った。
検索してみたら
『二重取りにはなりません』
と出てくるのだけど、
だーかーらー、それは何故?
自動的に給与から引かれなくなるの?
そんなことあるの?
と思って、今日職場でチラッと聞いてみた。
そしたら
『先月分から引かれていませんよ』
だって。
へええええ、そーなんだー。
確認したら、確かに引かれてなかったんだけど、そのシステムがわからない。
何万人もいる職員の中の、たかがパートの私のデータが反映されてるってこと?
でも、中には給与計算を手計算でやっているような事業所だってあるはずだし、そういう所は…
まぁ他人様のことはヨシとしておこうか。
恥ずかしながら、私は介護保険のことをほとんど理解できていないので、これから勉強しなくては。
そして将来、できることならこの制度を使うことなく、人生を全うできるといいな。