だんごのきもち

徒然なるまま自由気ままに書いてます(*^▽^*)

東日本大震災から14年 希望と断念の狭間を考える

2011年3月11日14時46分

よーく覚えてる。

その日の新潟は、晴れてナマ暖かい日だった。

揺れが始まった時間、私は前の勤務先にて仕事中。

その事務所はプレハブの平屋建てで、例え屋根が落ちようと、建物が倒壊しようと、そこから這い出る自信があった。

それほど凄まじくボロくて軽そうな建物😂

因みに、そのボロボロ事務所は今も朽ち果てることなく、しぶとく営業中である。アッパレ!

 

前の席に座る女性が、揺れに耐えられなくなり

👩🏻‍🦰「だんごさん、逃げましょう💦」

とうろたえ始めた。

逃げるとは、なんと大袈裟な。

(かわい子ぶるんじゃないわよ!)

🧑🏻‍🦰「すぐ治まりますよぉ、ふふん

などと悠長に構えていた私だが、長引く揺れに徐々に不安を感じ始めた。

そしてついに、先に外に出た女性の後を追う。

駐車場の真ん中に立ち、そこで見たものは、大きく波打つ地面。

あんなの生まれて初めて見た🫨

外に出てからも随分長く揺れていた(ように感じた)

その後、テレビのニュースに釘付けになったのは言うまでもない。

マグニチュード9 最大震度7 

 死者1万5900人

 行方不明者2520人

 災害関連死3808人(昨年12月末現在)

 全国の避難者2万7615人(2月1日現在)

今もまだ行方のわからない人が大勢いる。

今もなお帰らぬ人を探し続けている人がいる。

…というニュースを見ながら思う。

もう、そろそろ区切りをつけてもいいのではないかな。

忘れてはいけないけど、諦めなくてはならないこともある。

今生きている人、これからを生きて行く自分をもっと大切にしないといけない…と。

不謹慎でしょうかね。。。

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