最後に一枚残っていた田んぼの稲刈りがいつの間にか終わっていた。
あちこちで籾殻焼きが始まり、匂いと煙がもくもくと。
臭いし煙たいし、喉も痛くなるけど、これもまた当地の秋の風物詩だ。
私が子どもの頃、当たり前にあった『はさがけ』の光景はもうどこにも見られなくなった。
今の時代、そんなことをしていたら、次の日の朝には全てそっくりなくなっていることだろう。
鍵のかかった倉庫からでさえ盗んでいく輩がいるのだから、はさがけで天日干しなどしていれば
「どうぞご自由にお持ちください」
と言っているようなもの。
半世紀も経てばニッポン人の精神も変わるし、しかも近年のコメ価格の高騰を思えば、良からぬ思いが湧き出る人がいても不思議ではない。
コメの価格は今年一年ずっとこのまま高値のままで行くらしい。
消費者が高値に慣れてしまえば、また来年も、またその次の年もずっと変わらず高値更新となる。
農家の方が
🧑🌾「原価を考えてくれ」
と仰っていた。
気持ちはわからないでもないけど、それを考えるのは消費者なのでしょうか?…と思ったりもする。
我が家ご用達の5kg2,000円のこしいぶきには、二度と再びお会いできることはないだろう。
5,000円の新米こしいぶきはスーパーに山積みされているが、カートに積み込む勇気が私にはない。
今冷蔵庫にある備蓄米がなくなったら、次は安めのブレンド米を買うことになるだろう。
それにしたって「安く」はないのだ。
でも、今、我が家の冷蔵庫にある令和3年度産政府備蓄米も実は結構美味しい。
家畜の飼料と言われたけど、結構イケる。
古古古古米でも問題ない。
うん、負け惜しみではなく😊
