先日、町内会の班長さんが
「いつ行っても留守のお宅があって、町内会費の徴収ができない」
と愚痴っているのを聞いた。
我が家の向かいに建つ八世帯アパート、その内の一軒のお宅が何度伺っても(居)留守らしい。
私が班長を務めていた時も、やはりそういう人はいた。
部屋の電気は付いているし、車も停まっているから明らかに在宅のはずなのに、ピンポン押しても出て来ない。
ピンポンの電池をわざと抜いているのだと思われる。
昔のような木の扉ならばノックの音も聞こえるだろうが、鉄製のドアはコンコンした程度ではびくともしない。
かといって拳でドンドンするのも気が引ける。なんか…とりたて屋みたいで。
実際とりたてに行ってるんだけどもね😝
今でも忘れられないのが、町内会費を集めに回っている時、何度も何度も声をかけ、半ば諦めかけた頃にようやく顔を出した奥さん、年の頃なら40代後半?
この方・・・前歯が上下一列なかった😳
治療中だったのか、たまたま入れ歯の装着を忘れのか、そこんとこは知る由もないが、正直ギョッとしたのを覚えている。
そして集金の旨を伝えると、小声で
「勘弁してください」
???
勘弁してって…ナニ?ドーユーコト?
そんなこと言われても…。
四半世紀近く前のことなので、その時勘弁したのか、しなかったのか記憶にないが、あれ以来、私は他人の家のピンポンを押すのが若干苦痛になっている。
🐅🐎🐅🐎🐅🐎🐅🐎🐅🐎
こういう家で一番迷惑を被っているのが宅配便のお兄さん達。
実は我が家の隣のオヤジの家(過去記事参照)は通販の買い物がハンパなくて、午前クロネコ、午後ポストマン、夜飛脚、なんて日が珍しくない。
この家も何故かピンポンを鳴らないようにしている為、宅配のお兄さんは扉をドンドンと叩き、大声で呼びかけるのだが、オヤジが一度で出てきた試しはない。
こういう人って、こういう事態をどう思っているんだろう🤔
居留守を使われて再配達を余儀なくされるドライバーさんが気の毒ったらありゃあしない。
こんなのを目の当たりにしているから、私は自分家のピンポンが鳴ると脱兎のごとく玄関へ走る💨💨💨💨💨
インターホンも使わず、玄関へまっしぐらの優良荷物受け取り人なのである。
時は金なり。
〜今日の一句〜
ピンポンの 電池ぐらいは 入れとけよ