数年ぶりに電話で話をした友人。
61歳。
未だに私のことを下の名前で
「◯◯◯ちゃん」
と呼んでくれる。
呼ばれる私
60歳。
小さい頃
私は自分の名前が好きではなかった。
ハッキリ言って今でもキライ!
父親には悪いけども。。。
まず
他人にまともに読んでもらった試しがない。
その度に修正するのが億劫で
いっそのこと
『もうそっちでいいや!』
と思ったことも一度や二度や三度ではない。
そして何よりイヤなのが
私の名前ってどうも締まりがないのである。
口に出して言う際
3文字全て空気が抜けるような名前なのだ。←上手く言えないけど、そんな感じ。
私は三人兄弟で上に姉(故人)と兄がいるのだが
私を含めて3人とも
the☆昭和!
な名前を付けられてしまった。
それでも流行歌の歌詞になるような名前ならまだ我慢できる。
そんなゆうこに惚れました〜♬
とか
しのぶ〜と呼ばれたの〜♬
・・・的なのならね。
私の名前
歌になど絶対にならない!
命名した父親自身も古風な名前なので
そういう家系なのかもしれない。
その反動もあって
自分の子ども達にはごく普通の名前を付けた。
3人とも、
誰でも読める漢字一文字の名前である。
彼らは自分の名前をどう思っているのだろう。
少なくとも、
「いやだ!」
というセリフは彼らの口から聞いたことはない。
今のところ。。。
毎朝新聞に載る赤ちゃん誕生欄。
いつのまにか
漢字の脇にふりがなをふるようになっていた。
イマドキの名前はまず読めないし
男女の区別もつかない名前が多い。
親としては
我が子が生まれる前から
長いことずーっと真剣に考え続けた結果の命名なのだから
いろいろな思い入れがあるのはわからなくもない。
でも
もし
自分の息子や娘が
赤ちゃんに突拍子もない(と思われる)名前をつけようとしたら
多分
私は一言二言口を出してしまうだろう。
そして
「余計なお世話!」
と怒られそうだ。
まぁ今の時代
四方八方その手の名前なのだから
ことさら目くじらをたてることもないのかな。
そして
我が家の場合
赤ちゃんの名前を心配する前に
まず結婚相手を見つける事が最重要案件なのだ。
今のところ
3人とも独身生活を大いに満喫している。
そう
赤ちゃんを望む前に
まずは結婚しなくちゃね。
ムリかもだ d( ̄  ̄)
〜今日の一句〜
子の名前 宝塚にも 負けはせぬ