最近私はちょっとスランプ気味だ。
いや、ちょっと、じゃないな。
だいぶ!かも。
事務職をかれこれ三十有余年、最近
『私って、こんなんだったっけ?』
と思うことが頻繁にある。
その最たるものがコレ。
電話を受けた際、先様のお名前を最後までメモしきれなくなっちまった😨
職場柄、こんな電話が多い↓↓↓
「新潟県△△委員会□□課×××担当⭐︎⭐︎⭐︎係の◇◇◇◇です」
恥ずかしながら近頃は
『新潟県』
と書いたところで次が続かなくなるという体たらく。
頑張って続けようとするが、焦りまくって字が汚い。
汚な過ぎて自分の文字が判読不能。
コレね、言い訳をすると、電話の相手がほぼ全員異常なほど早口なのである。
県職員は所属から自分の名前までひと息で言わなければならない
…という決まりでもあるのかと思うほど捲し立てるように喋りまくる。
なんでそんなに急いで喋るの?
何がそんなに忙しいの?
相手の立場に立てないの?
いやさ、立たなくていいから
もっとゆっくり喋って欲しい!
と、切に思うのである。
そんなことは言えるはずもないけど。
「もう一度お願いします」
と聞き返すのも、一回が限度と思うと、本当に困ってしまう。
実はコレ、加齢のせいでもあるような気がする。
昔はもっと滑らかに話しもできたし、自分の字が判読不能なんてことはなかった…はず。
まぁ全部言い訳だ。
戸惑うことのひとつに、一般企業と使う言葉が違うということもある。
『御社』とか『退社』に代わる言葉がスムーズに口から出て来ないのだ。
相手のことを言う時『お宅さま』は相当おかしいと自分でも思うが、御社に代わる言葉が咄嗟に出て来ないのでしょうがない。
不在の職員宛の電話では
「本日はもう退社しました」
と言いたくて
ん?会社じゃないから『社』はおかしいぞ。
思わず
「退職…」
と言いかけて口籠った。
以来、私は「退勤しました」と伝えているのだけど、他の教員が電話に出た時
「もう帰りましたぁ」
と言っているのを聞いて、そういうのもアリなんだ…と思った😳
そんなふうに私は言えない。