一昨日からちょっとした心配事が発生し、平静を装いつつイラついている。
私のイメージしていた６０代は
☆ 子どもが全員結婚していて
☆ それぞれにふたりくらいずつ子どもがいて
☆ たまに幼稚園の送り迎えを頼まれ
☆ 普段は夫とふたり、静かに穏やかに仲良く暮らし
☆ 夕ごはんはワタ◯かヨシ◯イの宅食で
☆ １年に一度くらいは夫婦で温泉旅行へ行く。
が！現実はと言えば
子ども達は全員独身で全員実家暮らし。
一緒にいるからこそ要らぬ心配をしてしまう子離れできない母親、それが私である。
長きに渡った夫の会社員人生は残すところあと７ヶ月。
私はあと３年半は働き続け、老後の蓄えを増やすつもり。
なかなかイメージ通りにはいかないものだ。
子どもを育てるには、とにかくお金がかかるし、親の精神状態も大いに影響する。
兄弟平等な子育ては、頭ではわかっていても、日々の生活の中ではなかなか難しく、必然的に上の子どもは我慢を強いられることになる。
我が子のことを思うと、長男にはその立場上、随分と淋しい思いをさせてきたと思う。
初めての子育て、当然私自身が母親業初心者であり、育児本に則ってガッチガチの子育てをやって来てしまったと思う。
これは後に大いに後悔するところである。もう遅いけど。
そして次男の場合。
末っ子娘に集中し過ぎて、真ん中次男の育児は長男の時とは真逆で、随分おざなりだったと思う。
そのせいで次男は超自由人に育ってしまった。
これも大いに反省している。もう遅いけど。
その時々では一生懸命だったと自負している。
しかし、自分がしてきた子育ての結果が今だ。
やはり、なかなか予定通りにはいかなかった。
不安や心配事のない人はいないと思うけど、私がする心配は全て家族のことなんだな。
この年齢になって３０過ぎた子どもの心配をしようとは夢にも思わなかった。
多少口は出すけども、多分うるさがられるだけなので、そこをグッと堪えている。
そろそろ自分（&夫）のことだけを考えて生きたいと思うのだけど、
なかなか落ち着かない昨日、今日。
明日はどうかな。
〜今日の一句〜
穏やかに 心の波風 抑えつつ
