だんごのきもち

徒然なるまま自由気ままに書いてます(*^▽^*)

別に解決しなくてもいいけど素朴な疑問がある

今週のお題「うるう年」

 

2月29日に生まれた方をひとりだけ知っている。

 

長男が通っていた幼稚園で3年間担任を務めてくれた先生。

対外的には3月1日生まれということになっていたが、実際はうるう年の2月29日生まれだそうだ。

 

初対面の人と誕生日の話になり、

「2月29日」

というと、必ず言われるのがこのセリフだったそうだ。

  ↓↓↓

「誕生日が4年に1度でかわいそう」

「いつまでも年齢が上がらなくていいですね」

 

巷で良く言われる言葉だ。

 

言っている方は大した思い入れなどない。

単に時候の挨拶程度と思っているのだが、彼女にしてみればやはり面倒くさかったらしい。

 

特に年度初めは新しい保護者の方々がこぞって同じようなことを言う。

その度に愛想笑いをするのがイヤになったのだろう。

 

彼女の名前は『潤子』さん。

閏(うるう)年の『閏』に似ている。。

その日に生まれた唯一の主張として親御さんがつけたのだろうと私は勝手に思っている。

 

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ところで

大の月、小の月ってあるのだけど、

素朴な疑問として、

2月のみ何故通常28日しかないの???

うるう年の4年に一度、1日だけ増えるのだけど、

1日増えてもまだ他の月より少ないという2月。

↑↑↑

コレずっと疑問に思っている。

 

疑問ならばそのままにせず、あれこれ調べたらいいのだろうが、

以前ちょこっと検索してみた時、

 

・・・・・

 

理解できなかった。。。

ザンネン。

 

…なわけで、この疑問はこの年齢になってもまだ持ち続けている。

 

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大体一年365日、

それを単純に12で割ればいいんじゃない?

1月から2月まで、全部ひと月30日、

帳尻合わせで3月のみ35日! ヾ(ーー )ォィ!


あるいは

奇数月は31日、

偶数月は30日、

帳尻合わせで1月のみ30日でうるう年のみ31日にする! ヾ(-_-;) オイオイ!!

 

どお?

 

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さて、

コロナウイルスの影響で開催が懸念されている東京オリンピックパラリンピック

今のところ、延期や中止は考えていないとのことなのだが、その可能性はゼロではないのだろうな。

 

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開会式は7月24日。

あと5か月か。。。

それまでに日本国内が平常運転できるようになっていればいいけど。

 

 

中止にでもなったら、我々の生活に何か影響は………

 

あるよね。

 

絶対あるよね!!!(((´Д`)))ドーシヨォ

 

~今日の一句~

  この次の うるう年まで 健康で!

  

若者よ キミたちもいつか高齢者になるのだよ

『若者』…って、どれくらいの年齢の人を言うのかな?

 

時々思い出したように勃発するのが 

男VS女、

専業主婦VS有職主婦、

外国人VS日本人

そして今回は

若者VS高齢者!

 

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どこかのテレビのワイドショー、

名前は忘れたが、某コメンテーター氏が

『高齢者は出歩かないで』

のお願いをしていた(´・д・`)

一応

「外に出て感染すると危険だから」

という慈愛に満ち溢れた顔で言うけれど、その目は

『あなた達がふらふら出かけていくから感染が拡大するんだよ』

と言っている。

それを私は見逃さなかったね。

アクマデコジンノカンソウデス。。

 

当の高齢者は出かけて行くことに何のためらいもないようだ。

「マスクしているから大丈夫よ」

「私は健康だからね、大丈夫なんだよ」

?????

確かに言ってることがヨクワカラナイ。

 

一方、

XJapanのYOSHIKI様が、

「(今回のことは)自己責任という問題じゃない」

「だから自粛を」

と言っていた。

何故かYOSHIKI様が言うと素直に聞けるから不思議だ(*´∀`*)ポッ

だからそこら辺のコメンテーターなんかじゃなく、

氷川きよしクンとか中澤卓也クン、純烈の方々なんかが

「心配だからおうちにいてね♡」

と発信してくれればご高齢者は………などと思ってしまう。

どうかな???

 

もっとヒドイのがネット上の書き込み。

さすがに匿名、顔出しなしだから言いたい放題である。

 

『子どもを家に閉じ込めておきながら、高齢者はあちこち行きたい放題』←そうなの?

『高齢者は態度が悪い、横暴』←えっ!?

『日本を作ったのは自分達(高齢者)だと思っている』←思ってないけど。。。

そして

『若い世代の受けている迷惑を考えて欲しい』アアアァ?????

挙げ句の果てに

『年金払いたくなくなる』←結局いつもココへ来る

だって。

 

私は若者に迷惑をかけてなどいない!と思っている。

まして態度が悪いとも思わないし、横暴などと言われる筋合いはない!はずである。

それなのに 

もうヒドイ言われようだ。

こんなことを言うヤツの親の顔が見てみたい。

 

私も紛れもなく高齢者の部類なのだが、こんな言葉は本当に心底悲しくなった。

 

で、時間が経つにつれて腹が立ってきた。

 

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朝早くからマスクを求めて店頭に行列を作る人、

買い占められてガラガラになったトイレットペーパーの陳列棚、

誰もいない部屋でひとりお昼を食べる小学生の姿。

なんとも刹那げなBGM付きでテレビはネガティブなことばかりを繰り返す。

 

世の中には思い通りにいかないこと、仕方がないことが多々あるんだって!!! 

 

本当にイヤな雰囲気だ。

 

そんな中で

昨日の地元のニュースで、高校の卒業式を紹介していた。

来賓なし、在校生なし。

卒業生とその保護者、そして教職員のみの出席だった。

 

式典終了後、校門を出て来る卒業生にインタビューをしていたのだが、その中の一人の女子生徒の言葉に胸が熱くなった。

 

「卒業式ができることが当たり前のことじゃないんだということが今回のことで分かった」

 

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〜今日の一句〜

  それぞれが おかれた場所で 花咲かそ

 

 

 

通販生活

『欲しい』

…と思った品物を値段も見ずに買い物カゴにポンポン入れる人がいる。 

少しでも安いもの、特に割引シールの添付された商品をこよなく愛する私には実に羨ましい限りである。

 

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実家の母がまさしくそのタイプだった。

 

父亡き後、2週間に1度の割合で母の買い物に付き合うようになった。

日常の食品や雑貨、医薬品、衣料品などを半日かけて買い回るのだが、冒頭の通り、母は

『欲しい』

…と思った品物をその値段も見ずにカゴにポンポン入れていく。

すぐ横の商品に2割引のシールが貼られているにも関わらず。。。

 

電化製品なども町の電気屋さんを呼び、ためらうことなくカタログで買う。

「ヤ◯ダ電機ならもっとずっと安く買えるよ」

と進言しても、

「付き合いだから」

と言う。

 

そんな母を持つ私は、

こと買い物、ことお金に関してはこの母を反面教師としているといっても過言ではない。

 

私の場合、

今後の自分の人生において

『コレ本当に必要なのかな?』

とか

『百均の商品で代用できるんじゃないか?』

とか色々考える。←大袈裟だな。

 

高価な商品であればより一層、

それほど高額なものでなくてもとりあえずは一旦躊躇する。

そして、

『ネットも見てみよう!』

といういつもの結論になり、その場をやり過ごすことになる。

 

家に帰り、PCを開く。

 

ところが、店頭で我慢してきた反動か?

どういうわけかPC上では、店頭で見た値段より少々高くても、

そこに運賃が発生しようとも、

 

「買うぞ!イェーイ!」

 

的なノリでポチッとやってしまうのだ。

 

本当に必要なのか?

百均で代用できないか?

という思考はもうそこにはない。

おまけに現金が動かないものだから、気は大きくなるばかりである。

 

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いや、

気持ちが大きくなるというのとはちょっと違う。

どっちかというと

やけくそ?

ノリ?

そんな感じの方が近いかもしれない。

 

「買っちゃえ!!!」→ポチッ!

「コレが最後だ!!」→ポチッ!

 

コレもう依存症に近いな。

ネットショッピング依存症。

 

節約の一番の近道は、買い物をしないこと。

買い物しないようにするには、出かけなければいい。

そう考えて、極力出かけないようにした。

 

でも、

以前にも増して家にいることが増えたものだから、必然的にPCに向かう時間も増えた。

家にいながらにして欲しいものが手に入る。

 

 

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最近私は

その便利さがチョット怖くなってきた。

こうやって身を滅ぼす人のなんと多いことか。

カード破産などしたくない。・°°・(>_<)・°°・。

 

〜今日の一句〜

 残高を 確認するたび 怖くなる

休校始まる

本日より

日本中の学校が一斉休校を開始。

 

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『休校』に全く関係ないこの私がアレコレ言うのもおこがましいとは思うのだが、いわゆる仕事を持つお母さんの言い分がちょっと気になったのでひとことふたこと。

あくまで一部のお母さんであることを付け加えておく。

 

学校が急遽一斉全面休校を決められ

「生活はどうしてくれる!」

「死活問題だ!」

という声が出るのは最初から予想していたのだけれど、

ここへ来ての

「総理の独断」

「休校より先にやることがあるだろう!」

の言葉はいささか疑問である。

 

それまでテレビのコメンテーターの先生諸氏は

「現場の公務員は一生懸命やっているが、上の命令に従って動くことしかできない」

「決断は政治家がしなければ何も進まない」

「札幌市長を見習え」

と言う論調で、安倍首相はじめ政府を罵倒しまくっていた。

私達も

『うん、全くもってそのとおり!』

と思っていたよね。

 

ところが先日、その安倍政権の大英断ともいうべき『全面休校』が発表されるや否や、またしても批判の雨あられである。

 

「急に言われても」と始まった。

 

安倍さんの方も

「急に言われても」と急に言われても…だろう。 

 

仕事を休む=収入が減る

 → でもこれがずっとずーっと続く訳ではない。

仕事を休む=クビになる

 → この事態でこんなことになったら大問題だ。そんなあからさまなブラック企業はそう遠からず淘汰される。…と思いたい。

 

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そして安倍首相は、休職する保護者の所得減少対策で、

『新たな助成金の創設』

を表明した。

 

でもコレ必要かな。

 

財源が気になる。

 

 

あっ、今日この文章を書く気になった最大の理由はコレ↓↓↓

インタビューの中で、

 

「お昼ごはんの支度をしなくてはならなくなるのが困る」

 

と言い放ったお母さんがいらっしゃった。

 

 

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これにはびっくり。

反論するのもバカバカしくなった。

  

でも一応言う。

 

ならば我が子に、

「お母さんは仕事で忙しいからお昼ごはんはありません」

とでも言うしかない。

そしてもちろん自分のランチも抜きね。

 

『休校』について、多くの方のご意見を読ませていただいたが、概ね前向きに捉えられている方が多かったことにほっとした。

みんなこんなお母さんならいいのに。。。

中でも特に共感できたのがまあみんさんの記事。

↓↓↓
www.mamin50.work

 

世の中に本当に『仕事を休めない』人はいない

…と私は思うのだ。

例えば、

一国の総理大臣や会社の社長さんが急死したとしても、国家は崩壊したりしないし、簡単に会社が潰れたりはしない。

 

休校になって、子どもを見る人がいない…

そしたら我が子を見るのはやっぱり親だと私は思う。

 

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・・・と、子育て終わった私が好き勝手に言ってみた。

あくまで個人の感想である。

 

 ~今日の一句~

  いつまでも 続くわけでは ないからね

 

謎の買い占め事件

先日

ホームセンターで、トイレットペーパーやティッシュペーパーを山のようにカートに積んでいる人を何人か見た。

 

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例のアレか?

 

商品の陳列棚を見てみると、品切れ間近といった感じ。

 

おおおっ、とうとうここまで来たか!?

トイレットペーパーの買い占め行為!

オイルショック

じゃなくてコロナショックだ!!

 

カートに満タン山盛りのトイレットペーパーの図は異常であり、滑稽にも見えた。

そして、人間性を垣間見たような気がする。

ハッキリ言ってしまうと、

あ・さ・ま・し・い!

まさしく謎!!

 

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ことの発端は

中国がマスク作りに力を入れる為、トイレットペーパーの製造をストップ、

近々日本に入って来なくなるから今のうちに買っておこう…というものらしい。

 

でも、

日本に流通しているトイレットペーパーって、ほぼ日本製なのだそうだ。

だから全然

 

大丈夫!

 

のはずなのだが。。。

 

こういう噂って、伝言ゲームのようなもので、最後の方に行けば行くほど、突拍子もない内容に変わってしまう。

さらに

たまたま大量に買っている人を見て、

『もしかしたら…』

とか、

『やっぱり…』

と思った人がまた購入。

それを見た人がまた………。

という連鎖反応なのだろう。

 

そして今朝のテレビでは、

「デマに惑わされて買いまくる人がいるから、なくならないうちに買っておこう…という一見冷静な判断をする人もいる」

のだと伝えていた。

 

いずれにしろ買い占め行為はいただけない。

本当にトイレットペーパー目的で来た人が買えないのは気の毒すぎる。

 

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トイレットペーパー買えなかったら困るよね。

ある意味、マスクより困る。

代用品が思いつかない。

新聞紙?

 

今さらソレは…Σ(-᷅_-᷄๑)

 

不安な気持ちはわからなくもないが、ここはひとつ冷静に行動しなくては。

とりあえず落ち着こう。

 

売り場には、ご丁寧にも、

 

「デマに惑わされないように冷静に」

 

の張り紙が貼られ、

テレビや新聞でも

 

「在庫はたくさんあるよ!」

 

と言っている。

 

とは言え、

もう政府の言うことなんか信用できぬ!と言う人が増えているのも事実。

 

プリンセスダイヤモンド号が着岸して間も無く1ヶ月。

誰がこのような状況を想像しただろう。

 

マスク、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、キッチンペーパーが店頭から消え、

さてさて、次は何が買いしめられて不足して買えなくなるのか ʃ( ˘ω˘ )

今のところ、自分に関係あるのはマスクだけ。

 

あっそうそう

そのマスクと言えば、

経産省がネットオークション業者にマスクと消毒用アルコールの出品の自粛要請を出した。

↓↓↓ 

headlines.yahoo.co.jp

 

『ネットオークション事業者に協力を求め、令和2年3月14日(土)以降当分の間、マスク及び消毒液の出品の自粛を要請します』

…だって。

 

シャープの工場でも今月からマスクを製造してくれることが決まったし、

みんなーマスクはもう少しの辛抱だよー!

 

〜今日の一句〜

 とりあえず みんな一旦 冷静に

 

ステキな夫婦

数日前のこと。

私はいつものようにふらーっとテレビを見ていた。

 

私にとってテレビはBGM感覚。

いつも真剣に見てはいない。

その時も相変わらずボーっと、見るとはなしに見ていたのだが、ふとどこかで聞き覚えのある声が。

画面を見ると、そこにいたのは・・・

 

花子さん?

画面に登場しているのは漫才師の宮川花子さん(以下敬称略)

 

え?

花子って今、闘病中じゃなかったっけ?

 

だってつい先日、

病院のベッドで横たわる宮川花子の姿をネットニュースで見たばかり。

 

そのちょっと前には、

歩くことすらままならず、ベッドの上で辛そうにご主人の宮川大助とやりとりするのをテレビで見ていた。

 

彼女のイメージと言えば速射砲のようなお喋り。

でもその影は既になくなり、静かにゆっくりお話しする声はかすれがち、、、

 

そんな姿を目の当たりにしていたものだから、

不謹慎だが

『厳しい状態』にあるのは素人目に見てもわかった。

 

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出演していたのはEテレ『すてきにハンドメイド 』

結果的に再放送だった???らしい。

 

…ということは?

 

重ね重ね不謹慎だが

 

花子さん

もしかして

亡くなった?

 

思ってしまった。

だってほら、

芸能人が亡くなると故人を偲んで…的に再放送をするから。

 

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それから数日経った昨日、

なんと!

  

www.sanspo.com

 

仕事復帰!

…だって。

 

あんな状況だったのに仕事復帰って、本当にスゴイと思う。

さらにさらに不謹慎だと思うけど、

多分復帰は難しい、

もっと言うと

復帰はムリ!と誰もが思っていただろう。

 

花子スゴイ!

人間ってすごい!!

と思った次第である。

 

そして花子のスゴイところをもうひとつ。

闘病中に話した言葉にこんなのがあった。  

 

 

   ↓↓↓

 闘病というのは自分のためにあるんじゃなくて、周りの人が闘ってくれてる。

私はそれを受け入れる。

くじけたらいけない、それだと思ってるので自分のために泣いてはいけないと常に思ってます。

 

~中略~

 

きょうも感謝でいっぱいです。

FNN PRIME  

 

 

そして

   ↓↓↓

私は大助を見送るまで絶対生きとこうと思いました。

それが彼に対しての嫁の最後にささげられる愛情かなとおもて。

絶対大助くんより先にいかない。

THE PAGE

 

世の中にはこんな夫婦がいるんだね。

私達もこんな夫婦になりたいな。

 

なれるかな。。。

 

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千日紅 花言葉は『変わらない愛情を永遠に』

 

~今日の一句~

  忘れてる 感謝の気持ちを もう一度  

ノスタルジー

幼い頃、

夜、寝床の中で親に絵本を読んでもらう。

平均的家庭だった我が家も、そんなことを日常的にやってもらっていた。

 

よくは覚えていないが当時、子どもというものは

 

夜8時には寝るもの!

 

…という暗黙のルールが社会全般にあったような気がする。

同年代の方なら共感してくれるだろう。

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その頃、既に姉と兄は各自子ども部屋を与えられ、私だけが親と一緒であった。

自由に過ごせる子ども部屋が時に羨ましくもあったが、親をひとりじめできるという点においては嬉しさの方が優っていたと思う。

 

平日は8時就寝だが、土曜日だけは10時まで起きていることが許可されていた。

 

毎週見ていたのがドリフの「8時だョ!全員集合

 

ja.wikipedia.org

 

ひと昔前は、子どもに見せたくない番組の常連だったようだが、当時はものすごい人気で、なんと公開生放送

大掛かりなセットの崩壊をで、そして公開でやってしまうなど、今では考えられない所業だ。

『子どもに見せたくない場面』も確かにあったのだろうが、週一の楽しみにバカ笑いする子どもを、親も多めに見ていてくれたのだろう。

 

続けて始まるのが「キイハンター

 

ja.wikipedia.org

 

知ってる?…よね!

子ども心に千葉真一にドキドキしていた:*:・ドキo(*´ε`*)oドキ・:*:

 

そんな土曜日以外は8時就寝。

 

その時間、母はまだ残りの家事をせっせとこなしている。

だから必然的に私を寝かしつける=絵本を読むのは父の役目になっていた。

 

ただ、

父の場合は絵本ではなく、創作話。

部屋を暗くして、布団の中で私をその腕に包みながらいろいろな話をしてくれた。

それは時々いつの間にか怖い話になり、恐怖で眠れなくなるということがあった。

怖くて眠れなくなった私の隣で、父の方が先に寝てしまうという現象も珍しいことではない。

 

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そして、あからさまに手抜きのお話も。

父は普通の会社員、毎日の仕事でお疲れだったのだろう。

 

私の横に寝転がり、話し始める。

 

「むかーしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが…」

  → 話の始めはいつもこのパターン。

「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました」

  → 今日は桃太郎か。

 

〜中略〜

 

「おじいさんとおばあさんは桃を食べようとしました」

  → そろそろ桃太郎が出てくるぞ。

 

「でも、おじいさんとおばあさんは歯がなくて食べられませんでした」

  → ・・・・・

 

the end。

 

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ナンダコレ。。。

 

父も疲れていたのだろう。

一刻も早く眠りたかったのだろう。

 

たまたま見かけた『本当は怖いグリム童話』の記事を読んでいて、

ふと思い出したノスタルジー

 

~今日の一句~

  度忘れが 増えたが昔は 覚えてる