24時間テレビ。
今年もやっぱりやるんだね。
ちょっと前からしきりにテレビで宣伝してたから、ああ、またそんな時期になったんだなと思っていた。
そう、今や夏の風物詩となった24時間テレビ~愛は地球を救う~。
賛否両論あるこの番組、はっきり言って私は
好きではない!
チャリティー番組の先駆といえばその昔、日曜日のお昼にやっていた大正テレビ寄席。
↑知ってる方は同世代 (*^-^*)人(*^-^*)ナカマ♡
その中にマキシンのバーゲンセールというコーナーがあったのをご存知だろうか。
↑知らない人は森田検索🎵
泉ピン子の師匠だった人である。
秘密の品物に値段をつけて買ってもらう…という、いわばオークションのようなもの。
1円から始まり、少しずつ値段を上げていくのだが、
それ相応の金額に到達したところで司会者がSTOPをかける。
落札した人はその品物と引き換えに、現金をあゆみの箱という募金箱に入れる…
という仕組み。(だったと思う)
これこそがチャリティー番組のハシリといっても過言ではないだろう。
日曜日の昼に必ず見るテレビだった。
この番組の終了と同時に、スタートしたのが24時間テレビ。
なにか因縁めいたものを感じる。
1978年、萩本欽一の司会で始まった24時間テレビも、今年で42回目を迎えるという事だから、NHKの紅白歌合戦に次ぐ勢いだ。
1年に1度の大プロジェクトとして、年を追うごとに成長していく24時間テレビ。
36時間テレビなどとという裏番組まで出て来た。
司会のビートたけしが「寄付は持ってこないでください」なんて茶化していたっけ。
そんな24時間テレビも、数年後には迷走が始まることとなった。
その最たるものが、これ。
マラソン!
1992年、どういうわけかマラソンが始まった。
なんで?
この大いなる疑問は現在進行形のままである。
だいたいさ、痛くて苦しい顔をした、汗まみれの芸能人なんかテレビで見たいと思うかね?
盛り上げようとして、みんなで歌うZARDは思いっきり白々しくないか?。
それだけではない。
毎年富士山に登ったり、海で遠泳したり、普通の人でもやらないようなことをやらされている。やっている。
最近ではJタレントを総動員。
そのはしゃぎっぷりは目に余る。
まるで24時間Jテレビのようだ。
そして障がい者を見世物にしているとしか思えない無理矢理なパフォーマンス。
ここで泣かせよう、ここで泣かないのはヒトはない!と言わんばかり。
感動の押し売りに、偽善の匂いがプンプンするのだ (。-`ω-)/
製作者も出演者も視聴者もそろそろ気づこうよ。
シオドキだって。
まだやるの?
いつまで続く?24時間テレビ!
そんな愛では地球は救えないよ
~今日の一句~
感動も 感謝も涙も 何もなし