おじいさんのことを『じいじ』
おばあさんのことを『ばあば』
この呼び方を
世間が認知するようになって
どれくらい経つだろうか。
遥か昔
私が子どもだった頃の我が家では
同居する祖父母は
『じーちゃん』
『ばばちゃん』
という呼称だった。
友人に
「ウチのばばちゃんが…」
と言うたびに
「その呼び方はおかしい」と言われた。
実は私も常々『ばばちゃん』はおかしいと思っていたが
今更『おばあちゃん』に変更するのもねー
と言うことで
ウチのばばちゃんは98歳で亡くなるまでずーっと
『ばばちゃん』だった。
かたや夫。
祖父母ではなく自分の両親の事を
『じさ』『ばさ』
と呼んでいた。
夫は同じ新潟県出身ではあるのだが
相当田舎の出で
今はもう慣れたけど
知り合った当初は
意味不明、理解不能の言葉がたくさんあった。
そして驚くべきことに
彼の二つ上の姉は
一人称が『オレ』だった。
夫と結婚する前だから
義姉も30歳前後の若い娘だったはず。
その後
その町に住む人々は
男であろうが女であろうが
自分のことは『オレ』なのだと知るのに
そう時間はかからなかった。
老若男女、会う人会う人
『オレ』だったから。
「あなた」のことは『にし』
あるいは『おめさん』
ああああぁぁぁ😩
いやだったわぁ。
もし
そのまま同居なんかしてたら
私も『オレ』だったかもしれない。
そう思うと
ゾッとする。
さて
今のところ…
あくまでも今のところ
私達夫婦は将来的に
じいじ、ばあばになる予定はない。
特になりたいとも思わないけど
世の中のじいじ、ばあばが
孫は自分の子どもより
「ダンゼンかわいい♡」
と言うから
たまに可愛がるくらいはいいかも…
と思っている。
でも
朝から晩まで…はどうかな。
んー🤔
まぁ
要らぬ心配だろう。
高校時代からの友人
4人のうち2人は既に『ばあば』になっている。
ご多聞に漏れず
自分達のことを『じいじ』『ばあば』と呼ばせている。
内ひとりは
ばあばの上をいくひいばあばになりつつある。
同じ歳なのにすごいね。
それを
自分のこととして想像してみる。
・
・
・
考えられん😢
我が娘
今日も今日とて
寝坊したー!
遅刻するー!
お弁当はー!?
髪振り乱して出て行った。
コレが現実。
〜今日の一句〜
私達 『じいじばあば』は 別世界