もう我が家には関係ないことだけど、先週末、公立高校受験が行われていた。
私の住む市には、たったひとつだけ県立高校がある。
この地に転居してきたばかりの頃は市内に高校は2校あったが、我が子が受験する頃には既に1校のみとなっていた。
上のふたり、長男次男はこの高校の出身である。
家からそう遠くなく、自転車通学が可能であること
そして何より学力的に分相応ということが決め手となった。
将来どういう職業につきたいか
どういうオトナになりたいか
そんな事は全く考えず、ただ近いからという理由だけで選んだ最寄校だった。
実は正確には次男はここの卒業生ではない。
卒業式寸前に別の高校に編入している。
何故か…は↓↓↓を参照されたし。
彼らが受験した時代は、多少なりとも不合格になる生徒もいたのだが、ココ数年は少子化の影響もあり
尚且つスクールバスがお迎えに来てくれる近隣の私立高校を選ぶ中学生も多くなって
地元の高校はどんどん衰退していった。
いつの頃からか
毎年ひとクラス分の生徒が退学して行くという噂を聞いていた。
色々な『問題』があったらしい。
ひとつやふたつではなく…。
有名デザイナーに制服を作ってもらうなど、生徒を増やそうと努力はしてきたようだが
そんな小手先の対応だけでは繕いきれないほころびがあったのだろう。
それが毎年徐々に大きくなり、もう修繕不能なところまで来てしまったということだ。
近年では僅か3クラス分の募集しかしていない。
にも関わらず、毎年定員割れ。
そして今年!
なんと!!
120人枠に受験者が30名しかいなかった。
モノはいいようで少数精鋭?いやいやいや🤪
人の命に関わるようなことまで起きた学校だから、当然親も敬遠するし
そんな学校であるが故に
そこに勤める教員もあまり一所懸命ではないようだ。
あくまで半分は噂話。
もう半分は真実。
噂の通り
一年に1クラス分の生徒が退学していくとなれば
今後学校の運営は成り立たなくなるだろう。
既に風前の灯であるのは間違いない。
それに伴い、母校がなくなる(かも知れない)息子達も気の毒だ。
娘の高校も、娘の卒業とともに中高一貫校に移行してしまったので
我が子3人とも出身高校消失…ということになる。
さて
ここから起死回生…は多分難しいと思うが
さりとてココがなくなると困る家庭もないことはない。
さてどーする!?地元!!
少数精鋭にも程があるゾ。
〜今日の一句〜
とりあえず サクラ咲いたら おめでとう㊗️