本来、リサイクル可能な紙類は、胡散臭い業者に出さず、町内のゴミステーションに出すように通達されているのだが、いざ自分でそこへ運ぶとなるとひと苦労。
新聞、雑誌、段ボールの類が毎月それなりの量溜まるので、それを一度で運ぼうとするとどうしても無理があるのだ。
重いし嵩張るし、雨でも降っていようものなら車で運ばざるを得ない。
1ヶ月に一度、玄関先に古紙を回収に来てくれる業者がいる。
回収量に応じてトイレットペーパーとかティッシュペーパー等をいただけるし、玄関先に置いておくだけでOK。
どっちがいいかといえば自ずとね😉
ラクな方を選ぶのは人間のサガだ。
今後年齢を重ねていく身としては実にありがたい。
そう遠くない将来、粗大ゴミなんかは自分で運べなくなるのは必至だし、回収業者に頼めば数万円は飛んで行く😩
そうだ!
なるべく物は買わない、増やさない!
コレしかないな!!
さて、今日がその古紙回収日。
回収して貰った古紙の束の中に、思い出の品を大量に入れた。
子ども達が小学生の頃、年に一度学校で発行された文集。
子ども3人×6年分だから、結構な量である。
コレを捨てるのは大いに忍びないのだが、だからといってここ数十年、それらを取り出して目を通すこともなかったので、断腸の思いで捨てた。
・・・と見せかけて
実は自分の子どものところだけ切り取っておいた☺️
冥土の土産だ。
もうひとつ。
娘のピアノ発表会のプログラム。
毎年涙が出るほど感動させて貰ったピアノである。
男→男の後に生まれた女の子で、どうしても女の子らしいことをさせたかった。
ピアノかバレエか…で迷ってピアノ。
小学校の卒業式で合唱の伴奏をし、中学校の合唱コンクール、そしてまた卒業式での伴奏を任され、その度に練習練習また練習。
受験勉強もあったのに随分なプレッシャーだったことだろう。
そんな娘、大役はいずれも見事にやりこなしてくれた。
ピアノのプログラム。
これまた断腸の思いで捨てた。
・・・と見せかけて、やはり娘のところだけ切り取った。
コレも老後の楽しみにする☺️
実は全部捨てろ!といったのは他ならぬ娘。
私がいなくなったら、後始末は自分がやらねばならぬという使命感に燃えているのだ。
でもやっぱり
全部は捨てられなかったよ😝
〜今日の一句〜
思い出は いつまで経っても 捨てられず