昨日、歯医者の予約をすっ飛ばしそうになった話を書いていて、ふと思い出したことがある。
私達がこの地に転居して26年あまり。
2004年に2町2村が合併して、現在の市を形成する迄この地は『◯◯村』だった。
◯◯には、結構美しい名前が入る。
でも
田舎にありがちな排他的で、古くから住む人達同士の繋がりが非常に強い土地柄だった。
ココよりは若干都会から来た私は、その当時驚いたり、腹を立てたりしたことが多くあった。
子どもの参観日
とにかく母親同士のお喋りが激しくてビックリした😳
授業など見る気もなく、廊下でずっとペチャクチャ喋りまくりで、そのやかましいことといったら💢
子どもの運動会
地域毎にテントが立てられ、保護者はそこで観戦したり、お昼には子ども達も合流してお弁当を食べる。
しかし、新しい団地の住人は、そのテントに入ることを許されなかった。
テントを立てる時は協力させられ、テントには入れず、ナンダコレ💢
学校の役員会など
予定時刻通りに開始された試しがない。
5分前にスタンバイしてるのは新しい住民と教員だけで、他の人は10分遅れがデフォルト💢
のちにこれを『◯◯時間』と言うのだと知った。
きれいな地名◯◯がこんなふうに使われるなんて残念至極である。
結婚相手は幼馴染
失礼を承知で言わせてもらうと
手近なところで調達したな
という感じである。
親同士が幼馴染であり、その選んだ伴侶も幼馴染。
そして伴侶同士もまた幼馴染。
だから全員幼馴染。
故にお互いの呼び方が下の名前、そして呼び捨て。
その時はちょっとイヤだった。
幼馴染とはいえ、ひと様のご主人を呼び捨てなんて…。
聞くところによると、そのもうひとつ上の親世代も似たようなものだと。
その話を夫にしたら、夫の故郷もそうだったと聞かされ絶句😨
そういえば、その夫も時間にルーズなところがある。
出掛ける時間になってからようやくトイレに行くようなオトコである。
あっ!
娘もだわ!
いつも仕事にギリ間に合うかどうかという時間までダラダラしている。
だからよく忘れ物をする。
四半世紀住み続け、今では夫も娘も立派に『◯◯時間』に毒されてしまったようだ。
私?
私は時間には厳しいよ。
仕事もスッと行って、サッと帰る。
今週もおしまい。
〜今日の一句〜
この街は 普通と違う 時間あり