本日午前4時。
遠くから聞こえる地響きのような音で目が覚めた。
こちらにどんどん近づいて来る。
その轟音と共に徐々に家が揺れ始める。
地震でもトンガ沖の海底噴火の影響でもない。
ことの真相は除雪車。
今シーズン初めてその音と振動を感じ、
『とうとう来たか』
の心境である。
北海道や東北地方では、連日大雪で大変な思いをされていると聞いていたが、こちら地方の積雪はなぜかゼロ。
大晦日にちょこっと降って、(娘の)運転が怖かったのは記憶に新しいが、その後は降っても積もっても10センチ程度で、それも1日経てば消えてしまう。
そんなんだから
『今年は暖冬だわ』
と実は密かに思っていた😊
平年ならば、毎日雪かきに追われ、筋肉痛(贅肉だけど)の上に筋肉痛(贅肉!)を重ねる日々。
それが今年の冬はまだ一度もない。
このまま行けるか?
…と淡い期待を抱き始めた矢先の今日である。
ちょうど1年前、毎日こんなことを書いていた。
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そして今日
ほぼ一年ぶりの雪かきに出動した訳だが、悲しいかな昨年よりも確実に衰えていることを実感した。
単なる体力不足か?
鍛えればまだまだイケるか?
来年はどうなる?
…といろいろ考えて不安になることもあるが、考えたところで、ここに住む限り雪は避けては通れない。
諦めるしかないのだ。そして闘うしかない。雪と…ではなく、自分と。(いいこと言った!)
先日
地元新聞の投稿記事に共感したので要約してみた。
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その昔、おじいさんが雪かきをしながら、途中度々空を見上げていた。
ナニを見ているのだろうと不思議に思っていたが、子ども心に
『いつまで降るんだ』
『いい加減にやんでくれ』
と空に向かって怒っているのだと思っていた。
時が経ち、自分が雪かきをするようになって、自分もまた同じように時々空を仰いでいることに気がついた。
そしてようやくあの時のおじいさんの気持ちがわかったのだ。
腰を伸ばしてたんだ!
というオチ。
わかる!わかる!わかるわ!
年齢を重ねるごとに空を仰ぐ頻度と時間が増える。
これはもうどーしよーもない。
明日からまた大雪
らしい。