久し振りに最寄りのLA◯SONへ立ち寄ったら、いつもあるはずのアレがない。毎年この時期にレジ前にドーンと居座るアレ。
おでん!
感染症対策なのだろうか???
私はコンビニおでんを買う気はないので一向に構わないのだが、コレを楽しみにしている方達は少なくなかったはず。
この時期になるとカップに入れてもらったアツアツおでんを車の中でハフハフする様子をよく見かけたものだ。
娘が高校生の頃、某コンビニでアルバイトをしていた。
『一定時間に一度、味をみる』
というおでんルールがあり、娘はとりあえず味をみる。料理などしたこともない娘が『みる味』は、そのコンビニおでんの正解の味だったかどうかは知る由もない。実際彼女は
「よくわからない」
と言っていた🤪
日曜日におでんを作った。正確には土曜日から仕込み開始。大根の下茹での際に部屋中に充満する匂いがどうにも苦手である。
一緒に卵も茹でた。そして今回のおでん作りで一番の難業だったのがこの卵の殻剥きだ。5個茹でて、いざ剥かん!としたらアレレ?殻が千切れまくって白いお顔がデコボコの傷だらけ。中には黄身が剥き出しになった卵ちゃんまで排出してしまい、結局オール不細工な茹で卵となってしまった🥲
あとは市販の練り物、一袋にいろいろ入ってるアレを2袋使用。とりあえずキチンと茹でこぼす。
『熱湯がモッタイナイ』
とこんなところで節約精神がムクムク湧いて来た。本当にモッタイナイよね。
その昔、テレビのCMで
「今夜はおでんだよぉ」
「手ぇ抜いてる訳じゃないのよぉ」
というのがあった。母親に扮した男(多分清水アキ◯?)が言うこのセリフが
「おでんは手抜き」
と遠回しに言っているように聞こえた。仕込みにそれなりの手間と時間がかかるのに、手抜き料理の最たるものと言われるなんて、おでんも気の毒、お母さんにも失礼!とその当時私は憤慨していた。
「お前が作れよ!」
…って話だ。
おでんは楽チンな料理☺️でも楽チン=手抜きと思ってもらっちゃ困るのだ。
2日ほど食べ、多少のアレンジを加えて、もう数日食べる。ここまで来ても手抜きとは当然言わない。口が裂けても絶対言わない。
「文句があるならお前が作れ!」
…だ。
日一日と寒さがつのる今日この頃、冷えた心におでんが沁みる。
でも
本当は肉が食べたい。
もう
おでん飽きた。
〜今日の一句〜
寒い冬 苦しい時の おでん頼み