昨夜の地震で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
その時、私は既に就寝中。
枕元に置いたタブレットと
サイドテーブルに置いたiPhoneが
同時にヴィーヴィーヴィーヴィー…と鳴り響き
その音に驚いて飛び起きた。
まさしく『飛び起きた』という言葉通りの起き方をした。
普段なら
体のあちこちが痛いくて、ゆっくりゆっくり体勢を入れ替えつつ起き上がるのだが
昨夜は痛みを感じる間もなく飛び起きてしまった。
火事場の馬鹿力とでも言うのだろうか。
『なんだ、やればできるじゃん』
と、あとから思った。
続いて
テレビからピンポンピンポン…
全てのチャンネルが地震のニュースに切り替わっていた。
咄嗟に
仙台に住むあの人は
岩手の
秋田の
福島のあの方々は無事だろうか
と想いを馳せた。
先日
11年前の311に寄せたテレビ放送で
復興を遂げた街並みを拝見したばかりである。
それなのに、またしてもこの地震。
さぞかし東北の方々は恐怖だったことだろう。
先の大震災からようやく立ち直った矢先のこの地震。
亡くなられた方もいらっしゃる。
今後の余震も心配される。
気をつけて
としか言えないが、とにかく気をつけていて欲しい。
さて
こちら地方
警報音に気づいた時にはもう揺れまくっていて
私はベッドの上で成す術なく、ただ座り込んだままだった。
だいぶ長く揺れていた気がする。
実際には数十秒程度だったのだろうが
果てしなく長く感じた。
体感で震度5強とみた。
後に当市は震度4
ここで震度4なら
震度6強って、一体どれだけ揺れたのだろう。
そして
震度4の恐怖に恐れ慄いて、フリーズしていた私
震度6強の恐怖とは、いかばかりかと思うと心が痛くなる。
以下
今回の地震で被災された方々には申し訳ないが、あえて書く。
今朝からテレビで同じ
『視聴者による動画』
が繰り返し放送されていた。
撮影しているのは若い女性。
ご本人の姿は出てこないが
地震の真っ只中に撮影した（と思われる）動画である。
部屋の中の様子と共に
彼女の悲鳴、奇声のオンパレード
「いやあああああ」
「きゃああああ」
「もうやめてえええ」
「どうしよおおお」
「怖い怖い怖い〜」
こんな文言を叫び続けていたのだが
感想としては
よく動画なんか撮れるもんだ。
私なんか
ベッドの上で身動きひとつできなかったのに
件の女性はスマホで動画撮影。
いや大したもんだわ。
