テレビのニュースで
桜の開花宣言をやっていた。
開花宣言は、各気象台や測候所の定めた標本木の花が5～6輪開いた状態のときに 行われます。桜.jp
気象庁の職員と思しき男性が
桜を見上げ
恭しく開花を宣言する。
すると
遠巻きに見ていた多くのギャラリーが一斉に拍手👏
その光景を見て
『あー日本は平和なんだ』
と思った。
先の福島沖地震で
心ならずも亡くなってしまった方や
そのご遺族
自宅が倒壊し、避難生活を余儀なくされている方達
そして戦禍を逃げ惑うウクライナの人々。
人それぞれ、いろいろな問題を抱え
日々の暮らしに不安を抱えながら懸命に生きているのだが
そんな中にあって
桜の花を数える仕事…
うん、平和だ。
優雅だ。
もちろん
この仕事にイチャモンをつける気はさらさらない。
それも仕事、あれも仕事だ。
ただただ純粋に
日本は平和なんだと思っただけ。
^_^それだけ。
因みに
我が地方の桜の開花予想日は4月5日
満開予想日は4月10日だそうで
ちょうど入学式の辺りで満開🌸になりそう。
絵になるね👍
そういえば
数年前
ワニがどうしたこうしたという４コマ漫画が流行っていたのも確かこの時期だった。
昨年？一昨年？？
あの時
多少なりとも胸にグッときたような気がするけど
実はもうストーリーをほとんど忘れてしまっている。
桜がとてもきれいに描かれていた記憶だけはあるのだけど。
四半世紀前
我が家の子ども達も
満開の桜の木の下を手を繋いで入学式に向かったっけ。
うん、これまたいろいろあった。
もう母親業は廃業したつもりだけど
何かにつけて夫や子ども（オトナだけど）が気になるダメダメな私である。
『自分のために生きる』
『自分の心配だけをして暮らす』
と決めたのに
どうにも彼らのことが気になって仕方がない。
仕方がないけど
あえてこちらから働きかけることはしない。
本当は
何があったか
何を悩んでいるのか
聞きたくてうずうずしているのだ。
でもそれを聞けば
必ず助言という名のお節介な言葉がひとつふたつ
三つ四つ出てくるのは必至。
例えそれが
年長者の知恵であったとしても
子ども達（オトナだけど）にしてみれば
的外れなお節介で
文字通り、余計なお世話に違いないのである。
だから私はここでグッと堪える。
そういう意味で
私も少しはオトナになったと思うのである。
どうにも心配は尽きないのだけど
子離れの春はまだみたい。
