だんごのきもち

徒然なるまま自由気ままに書いてます(*^▽^*)

先週のお題『納豆』

まーた出遅れちゃった😅

 

納豆と言われて思い出すのは、今は亡き実家の父のこと。

仕事をリタイア後は、シルバー人材の仕事やアルバイトなどをポツリポツリとやっていた。

趣味は囲碁、仏像彫刻、写真、他いろいろ。

有り余る余暇をバイトと趣味、そして家事手伝いで充実させていた。

 

その昔、父は大酒飲みで、仲間を家に連れて来てはどんちゃん騒ぎをしていた。

それに付き合わされる母が気の毒だったし、自分がその席に呼ばれるのも大嫌いだった。

決して酒乱ではないのだが、大声で喋り、歌い、客人の前で母をこき使う父がイヤでたまらなかった。

晩年は酒も嗜む程度となり、毎日早朝散歩を欠かさず、その後ラジオ体操、写経…で一日をスタートするという実に健康的なじいさんになっていた。

 

そんな父は、毎晩納豆をひとパック食べるのを日課としていた。

血液サラサラになるんだって」

と、どこから仕入れた情報か知らないが、自慢気に言っていたのを思い出す。

 

ところが、忘れもしないある土曜日の朝、自宅に母から電話が入った。

受話器を取るなり

「おじいちゃんが死んじゃった」

と。

えっ!😧

あまりに突然のことで訳がわからず、急いで実家へと向かった。

車で20分の実家へ着くと、家の前に救急車🚑が横付けされていた。

しかし、既に亡くなっていたということで、救急車はそのまま戻って行き、代わりにやって来たのが警察車輌🚓💨💨💨

自宅で亡くなると不審死扱いになるそうだ😱

昨日の父の動向や様子、昨夜何を食べたか?等々、母が事細かく聞かれていた。

ただでさえ狼狽えている母はしどろもどろで、この時は本当に気の毒だった。

続いて監察医が登場し、虚血性心不全の診断。

いわゆる突然死だった。

 

先週のお題『納豆』で、いの一番に思い出したのは、血液サラサラになると信じ、毎晩食べていた単純(純粋)な父のこと。

最終的に納豆が良かったのかどうなのか私にはわからないが、私にとっては

納豆=父

のイメージ。

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