だんごのきもち

徒然なるまま自由気ままに書いてます(*^▽^*)

葬送の儀顛末記〜3〜

◇ 写真の選択に苦労した…の巻 

昨日の続き

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2日目。

祭壇を作りにやって来たのは30代後半と思しき男性。

手際よく体裁を整えていく。

十数年前の父や祖母の時、5時間燃え続けるという蝋燭や渦巻き線香が置かれていて

『良いものがあるのだな』

と思った。

寝ずの番は、結構大変なものなので、こういうのはありがたい。

ところが、今ではあの時よりもっとずっと便利なものがあるのだった。

そのひとつがLED蝋燭。

炎がゆらゆらしていてホンモノの蝋燭と見紛うばかり。

あまりに自然な感じで、思わず炎に指を近づけてみたりした。

すごい!熱くない!!😳(当たり前)

そして線香の代わりには、アロマの香りを染み込ませる石?(名前は忘れた)が置かれていて、3時間おきに液体を一振りするというもの。

まるで楽ちんになった、

折しも、いつまた地震が来るかという危険な時期。

本物の火を使わないで済むのはありがたいし理にかなっていると思った。

 

さて、前日の担当者に、遺影にする写真をこの日迄に用意しておくようにと言われていた。

しかし、恥ずかしながら母の写真は我が手元にほとんどなかった。

折に触れ、施設で撮っていただいたものはあるが、どれもこれも

う〜ん🧐…

というものばかり。

担当氏曰く、亡き父の遺影の隣に並べて飾ることになるので、あまり年齢の差がない方がいい…と。

77で亡くなった父の遺影はどう見ても60代半ば。

ここに晩年の母の写真では、ともすると親子に見えてしまうかもだ。

一旦帰宅し、PCの中から見つけたのが10年前の従兄弟の結婚式の斎場に私が撮った写真。

まぁこれでいいか。

コレで行こう!

コレしかない!

そんな感じで遺影の母は、昔の母そのもの。

ふくよかで穏やかに笑っている。

 

そして思った。

とりあえず

写真を撮っておこう!

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つ・づ・く😊