嵐の前の静けさかな。
風もほとんどない穏やかな朝を迎えた。
過去最強といわれる台風19号が近づいている。
桁違いの暴風雨で、先の15号をはるかに超える大きさと予報されている。
先日来、テレビで、ラジオで、新聞で盛んに注意を呼び掛けられているのだが、
正直言って、私はほんの少し食傷気味である。
危機管理意識が希薄すぎる?
そうではなくて、ちょっと煽りすぎのような気がしない???
「台風来るって言ったよね」
「過去最強で、命にかかわるって言ったはずだよ」
「断水しても、停電しても、いろいろなこと教えてあげたから大丈夫だよね」
コレって
「情報はすべて伝えたんだから、後は自己責任ね」…って話に聞こえるのだ。
情報は大事だね。
確かにそうかもしれない。
でも、これでもか、これでもかってくらいの注意喚起は、
時として不安だけを煽ることになりはしないか?
…とは言っても、先回の 千葉のことがあるからね。
だからなお一層、気象庁もテレビ局も注意喚起をしているのだろう。
その上、この台風19号に関しては、日本のみならず海外でも報道されているのだ。
「史上最大級の台風が今、日本に襲い掛かろうとしている」とね。
こうなるともう心底ビビる (*´Д`)
備えあれば憂いなし。
テレビではあちこちの局が、もし停電したら、もし断水したら、、、という状況を設定して、
その対策を紹介していた。
でもさ、
トイレの逆流を防ぐために、ビニール袋に水を入れて、便器に入れて置くといいとか、
簡易トイレの作り方とか、
サラダオイルでランタン作るとか、
そんな工作まがいのことを、今テレビで説明する必要があるのかね。
そこまでになる可能性があるんだよって視聴者に擦りこみ、
ことさら恐怖と不安を煽っているようにも見えてしかたがない。
先の台風で被災された千葉のご婦人が、雨戸にガムテープを貼っていた。
その気持ちはわからなくもないが、残念ながら、素人目にもコレ絶対無駄じゃないか???
と思う作業を真剣にやっていたのである。
メディアは危険危険、最大級の警戒を…と呼び掛け続け、煽りまくる。
言われた方は気ばかり焦ってしまい、どうしていいかわからなくなってしまうだろう。
わからないなりに、とりあえずやろうとするから雨戸にガムテープということになる。
これが功を奏することになるのかはわからないが、できるなら、このまま杞憂であって欲しい。
それにしても、命を守る行動を…って究極の言葉だよね。
怖すぎるよ。
秋の三連休。
飛行機も新幹線も計画運休が発表されている。
各地で予定されていたイベントも軒並み中止。
行楽を予定していた人には非常に残念だが、よもやバーベキューなど
しようとしている人はいないよね。
ここぞとばかりの波乗りジョニーはいないよね。
さて、私はこれから台風を迎え撃つ準備をする。
まずは外回りを確認して来よう。
ガソリンは満タン、スマホもフル充電、お風呂に水を貼っておく…と。
皆さまもお気をつけて。。。って、何を気をつければいいのかな。
家の中にいればOK?
~今日の一句~
できるなら 方向転換 頼みます