台風は八丈島の西南西約250㌔あたり。
夕方から夜にかけて関東に上陸するとの事、皆さまくれぐれもお気をつけください。
こちらも朝から雨。
昨日のうちに準備万端!のはずなので、今日は取り立ててすることは何もない。
願わくば、今からでも行先変更してくれないかな。。。と思うのである。
毎年この時季になるとスーパーで見かけるのがイチジク。
6個入り500円という値段にため息が出る。
子どもの頃、我が家にはイチジクの木があった。
我が家に…というのは語弊があるかな。
正しくは、我が家の隣の空き地、そこにイチヂクの木が一本根付いていたのだ。
今は亡き父が子ども達のために砂場を作り、鉄棒を作り、ブランコを作ってくれたりしていた
れっきとした赤の他人の土地。
そこにあった一本のイチジクの木。
誰が手入れをするわけでもないのに、秋になるとたくさんの実をつけた。
幼い私は、それを姉や兄と競うように食べていた。
いつでも、もぎ放題の食べ放題。
お腹いっぱいになるまで食べていたものだ。
そんな時代。
うん、懐かしいな。
あれ?
「もぐ」って、もしかして方言かな。
「もぎ取る」ってことね。
そんなわけで、お金を出してイチジクを買うということには、少なからず抵抗がある。
でも、この時季になるとどうしても目につく。
目につくと食べたくなるよね。
胸の奥底にしまい込んだ記憶の味。
そんなノスタルジックに浸りながら、とうとう先日買っちゃった。
もちろん私の大好きな「おつとめひん」
それでも350円也。
今回の目標は、生で食べるのではなく、イチジク湯を作ること。
幼い頃、毎年この季節になると祖母が大きな鍋いっぱいに作ってくれた。
甘くて、おいしくて、体も心もぽっかぽかになったものだ。
もうかれこれ40年はご無沙汰の味である。
そんな昔の思い出にひたりながら、ふと思った。
イチヂク湯ってどうやって作るんだ?
私食べる人だったから、この年齢にして作るの初めてなんだよね(*‘∀‘)オハズカシイ。
されど世の中は随分便利になったよ。
そう、困った時の森田検索。
難しいお料理だって一目瞭然よ(^◇^)
・・・・・・・・
ん?
いやいや、なんとなくわかってはいたけれどもね。
私の求めるイチジク湯って、
ただ皮を剥いて煮るだけだったわ ( *´艸`)
2~30分煮込んだら、砂糖を投入。
レシピによると目安は100~150㌘。
この際だからってことで、スケール出してしっかり計った。
ひいいいいいいい (;゚Д゚)
もっのすごい量じゃないか。
これ全部食べたら間違いなく。。。
と思ったが、私の脳は私の食欲を制御できなかったね。
気がついたら鍋は空っぽになっていた。
後悔はない。
写メもない。
おいしかった。
以上。
~今日の一句~
ばあちゃんの 味とは若干 違うけど
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