歯医者さんって
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好き?
小学生の頃、
学校の歯科検診で毎年のように虫歯を発見され、
おたよりをもらって、
歯医者へ行くよう促された。
そのおたよりにはご丁寧に
『治癒証明書』なるものが添付されており、
治療完了後、
お医者さんにそこを記入してもらわなくてはならないため、
どうしてもスルーすることはできない仕組みになっていた。
今から50年前、
当時は
今のようにあちこちに歯科医院はなかった。
そして、
子どもだから『評判のいい』歯医者さんなど、知る由もない。
必然的に毎年毎年同じ歯医者に通うことになる。
で、
顔見知りとなり、
「また来たんだねー」って感じであった。
毎年通うのは、
私の日頃の歯磨きが雑なのか、
お医者さんがヤブなのか、、、
そういえば
当時の歯医者さんって、今のように完全予約制ではなかったような…。
「2〜3日したら来て」
などと、時間指定もなく、アバウトに言われていたような気がする。
診察台も、
今のように椅子がベッドのようになるのではなく、
あくまでも椅子のままで治療してもらったような記憶が。。。
先生随分大変だったろうな。
姿勢的に。。。
うがいのカップも銀色の使い回しコップ。
・・・
と、書いているだけで、
歯が痛くなってきた。
先日来、
再び歯医者通いを余儀なくされている私は、
毎回毎回ハンカチ握り締めてガッチガチになって横たわっている。
治療の際、
いつも麻酔をしてもらうのだけど、
あのズキーンという痛みが、
いつ来るかいつ来るかと思うと、平常心ではいられず、全身硬直してしまうのだ。
そして横についている歯科衛生士のお姉さんに
「大丈夫ですかぁ?」
などと心配される60歳である。
いつまで経っても
歳をとっても、
歯医者は慣れない!
怖い!
キライ!
ずっと口をあんぐりし続けるのがまた苦痛。
できたら一回の治療は
最長10分でやめてもらいたい。
その分長く通うようになってもいいから。。。
そういえば前回、
衛生士のお姉さんのセールスを断りきれなくて
歯磨き粉と歯ブラシ2本買っちまった。
治療代の他に2000円也。
歯も痛ければ
財布も痛い。
〜今日の一句〜
歯医者さん いつまで経っても 慣れません