仕事のこと。
人間のやることだから、全て正確に完璧にこなす事は不可能であると思う。あるとは思うけど、一つのミスがまさかの不測の事態を招いてしまうことも社会においては少なくはない。
…と、大仰に書いたが、自分のやっていることはそんな致命的結果を誘発するような仕事ではない。
先回、来年度からの働き方改革の一環で、もしかしたら職を失うかも知れないと書いた。お上の方針なので、そうなったら私がどう抗おうと、どうしようもない。美しく颯爽と受け入れようと思っている。
それとは別に考えることがある。
最近仕事上でちょっとしたミスを重ねてしまった。どれもこれも取り立ててお咎めを受けるものではないのだが、どうにも自分の気持ちが許せない。
例えば昨日のミス。
電話を取り次ぐ際、転送先のボタンを押し間違えてしまい、校長室へ繋ぐべき電話を体育館に繋いでしまった。電話機のせいにする訳ではないが、職場の電話は一度間違うと何故かやり直しができない前時代的な電話機で、校長宛の電話は宙に浮いたまま二度とこちらで話をすることができなくなった。2年目にして未だ使いこなせていない電話。
「電話機が悪い!!」
と叫びたいところだが、まぁ言い訳だ。転送ボタンを間違えなければいいだけの話なのだから。
昨日はこの一度だけだった(はずだ)が、もしかしたら私の預かり知らないところで何かやらかしているかもしれない。実はコレが一番気になる。
大したことのない仕事の、大したことないミスだから、本人に言うほどのこともない…と、そのまま処理されてしまうこと。自分のミスはとりあえず謝りたいと思っているので。
電話の転送を失敗するとか、書類に日付印を押し忘れるとか、ここのところそんな軽度のミスが重なり、私は多少落ち込んでいるのだ。軽度であろうとミスはミス。それでいて、仕事が暇だ暇だと嘆いている自分自身が嘆かわしい。時間に余るほど余裕があるのになんで間違う?
もしかして
寄る年並みというやつか?
慣れからくる怠慢か?
体力の限界か?
全部か!???
スポーツ選手や芸能人なら引退だな。
そんな訳で、自分の心に決めた。
1日に3回ミスしたら仕事を辞める!
1日3回って、甘い?
いずれにせよ、年度末に引導を渡されるかも知れない。
それまで、
がんばろ。
〜今日の一句〜
週末は ひとつのミスも なく終わる