昨日、職場にて笑っちゃいけないのに笑ってしまう事案が発生した。笑っちゃいけないから必死で堪えたけど、堪えきれずに何度か吹き出してしまった。
朝出勤すると、事務担当の正規職員様(女)の机の脇に、スキーのストックのようなものが2本立てかけてあった。ストックにしては長い。よく見るとウォーキングに使う杖のようなものでノルディックポールというらしい。何でこんなものがここに…?
その疑問はすぐに晴れた。
正規職員様(女)がまた腰痛を発症したらしい。そのノルディックポールを杖にしてゆっくりゆっくり歩を進めて行く。前屈み気味のその格好が実におかしい痛々しい。
事務室の中でそういう光景を見るのがどうにも不自然で、申し訳ないがつい笑ってしまいそうになる。しかし必死に堪える。
ただ、本当に笑える話はコレではない。
腰痛を発したのはその前日の木曜日の帰り際。私は既に帰ってしまったので、以下その場に居合わせた人の話。
帰宅のために書類を片付けていた時、不自然な姿勢をとったその瞬間、腰にビシッと激痛が走ったらしい。一瞬で歩行が困難となったそうだ。
こちら地方の午後5時、辺りは真っ暗闇でおまけに雨風が激しい。駐車場はグラウンドの先、徒歩200mの距離がある。
痛みに耐えつつしばし彼女は考えた。で、そばにいた人に
「何か棒はありませんか?」
と尋ねた。尋ねられた方は教室に戻り、子どもが使う虫とり網を持ってきてくれた。が、それが伸縮棒だったため、体重をかけた瞬間に縮んでしまって再び激痛😭
踏んだり蹴ったりってこういうことを言うのだろう。
で、再び考えた。体重をかけても平気な棒。
・
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あった!
さすまた!
ココは学校、不審者対応にあちこちにさすまたがスタンバイされている。それを一本拝借して車に向かったそうだ。
そこで私の想像力がフルに働く。
辺りは真っ暗、雨風激しい中を傘もささず、さすまたにしがみついてじわじわ歩く姿…
山姥か⁉️
皆さんも想像してみて。絶対クルから。
「運転大丈夫ですか?後ろ向く時とか大変ですよね」
と聞いたら
「後ろは見ないから大丈夫」
だそうで、違う意味でびっくりした。因みにバックモニターは付いてないらしい。
「年末の大掃除とかもできないですね」
という言葉には
「いつもしないから大丈夫」
だって。
いい言葉だな。
『大丈夫』
〜今日の一句〜
夜半から 大荒れだった 寒かった